東証1部勤務で利用した私から見たビズリーチとキャリアカーバーの評判について

東証1部勤務で利用した私から見たビズリーチとキャリアカーバーの評判について

thumb_bizreach_biz「ビズリーチ」「キャリアカーバー」だが、私が現在の日系グローバル企業に転職した時に利用したエージェントの中だと、DODAより年収50万円アップするレベルの求人が多い程度で若干期待外れだった。

ハイクラス転職サイトということで期待していたが、下記の点でも微妙だと感じた。

・無差別に送られてくるスカウトメール
・地方支社の求人が多い

実際に転職したいと思えない求人紹介が中心で、有料登録しないと見れないスカウトメールも増えてきたため、利用を中止した。

私が最終的に利用したエージェントについて

ビズリーチ、キャリアカーバーの求人には魅力を感じるものが少なく、途中で登録解除した。

最終的に、私が利用したのは「具体的な年収アップ提案」「高年収の大手企業の紹介」を徹底してくれたリクルートエージェントで、納得できるポジションで内定を獲得した。

rikusin
>>リクルートエージェント公式サイト(登録1分、経歴書不要)

リクルートエージェントでは、具体的な最適年収の提案の後に「高年収求人の紹介」があるため、信頼して利用できた。

面接も条件交渉程度の話でまとめてくれた点でも調整能力が高く、納得のいく転職活動を進めることができたと感じた。

※大手日系グローバル企業、外資系企業、海外勤務の求人など紹介が多かった点でも、納得して転職できた

公式サイト:http://www.r-agent.com/

ビズリーチで不満を感じた点と構造上の問題点

ビズリーチ利用で私が感じた不満点としては、上述の通りで「スカウトサービス」「紹介求人の質」の点で、本当にハイクラス向けの転職サイトなのか疑問を感じたことである。

まずビジネスの構造上の問題点として、プラットフォーム上でヘッドハンターが各候補者にアプローチしていくビジネスモデルは、簡単に解釈すれば転職エージェントと同じである。

・ヘッドハンター=転職エージェント
・ビズリーチ(有料)=転職エージェント(無料)

有料であれば優れているという認識は間違っていないとは思うが、ビズリーチモデルについては、有料課金を優れた候補者(ハイクラス人材)に払わせるという客観的には理解不能なビジネスモデルを採用している。

有料課金モデルとプラチナスカウト

ビズリーチを利用してみると分かるが、実際には有料課金しなくても、一部機能は使うことはできる。

東証1部上場の会社で年収800万円強だったので、ビズリーチの「ハイクラス会員」の年収基準750万円、キャリアカーバーの年収800万円はクリアしていたが、下記の点で大きな不満を感じた。

役職者、管理職向けの求人が根本的に少ないというのも問題に感じた。

自称ヘッドハンターからはコンタクトの連絡が登録後2,3時間で20件くらい届いたが、それらヘッドハンターの所属会社を調べると「普通の転職エージェントに毛が生えた」程度の会社ばかりで、オープンで登録者を募集していて本当にクローズドのヘッドハンティングの話なのか怪しかった。

また一部のメールは課金しないと見れない仕様になっていたが、プラチナメールなど課金なしで閲覧できる内容で十分使えたので、利用する気になれなかった。

良くも悪くもスカウトが素人で返信がない時もあった

ビズリーチのダメなところは、サイト内で「ヘッドハンター」を名乗っているのが「普通の中小転職エージェント」だということ。

また、直接企業からのスカウトがあるときもあるが、共通しているのは、組織化されていないせいか返信しても、普通に音信不通になることがあった。

転職エージェントであれば、スカウトされれば間違いなく、返信も貰えるし連絡がないということはなかったが、ビズリーチでは連絡してくるのが素人だからか、返信がないときがあり、非常に馬鹿らしく感じた。

ヘッドハンターからのスカウトは来るが、実際には無名な転職エージェントが「ヘッドハンター」と自称しているだけで、特別な求人を持っているわけではないケースが多かった。

biz

しかも上記のように「プレミアムステージのみ表示されます」と有料会員にならないと「スカウトメッセージ」が見れないなど使いにくさもあった。

「微妙なエージェントが紹介する求人」に対して、月々課金されて果たして満足している「年収750万円以上」の会員はいるのか非常に疑問に感じた。最近新規案件や投資に注力しているのも、ビジネスモデル的に限界が近づいたと考えているからだろうか。

結局は「エージェントのレベルもある程度高い」「スカウトではなく希望の条件で求人を探してくれる」「書類作成などサポートが面倒なことはやってくれる」エージェントを探した結果、年収600万円~1000万円程度の私のようなプレイヤーは、社内でも優秀な担当をつけてくれる転職エージェントをチマチマ利用したほうが満足度は高かった。年収交渉も手堅くやってくれて希望求人で内定が取れたので感謝している。

ちなみに、年収以外に評価項目がない「ビズリーチ」とは異なり、登録の際にTOEICを聞かれるが700点以上あれば、VIP待遇で対応してくれた。

ちなみに、リクルートエージェント、JACなどは登録していても「スカウト笑」は来ない。ただ、大手企業とのコネクションは、ビズリーチに登録されている自称ヘッドハンターよりも強いので、安定してよい求人を持ってきてくれた。役職がついているポジションも勿論。

ビズリーチに多い、社長の肩書だけもらっている中小エージェントよりも知識レベル、カウンセリング力、レスポンスは良かった。

ビズリーチ自体、このビジネスモデルに限界を感じているのではないかと個人的には思っているので、近々モデル転換するのではないかと思っています。それまでは利用しないで様子を見ておいたほうがいいかなと感じています。

タレント会員とハイクラス会員と有料会員の違い

LINKEDINなどネットワーク重視の転職サイトもあるが、利用者からお金を取っているところはない。その点で、ビズリーチは非常に勇気のあるというか、逆に革新的な転職サービスだと感じた。質は置いておいて。

ちなみに、ハイクラス会員は年収750万円以上。750万円以下だとタレント会員になるとのこと。違いはよく分かりませんが、スカウトしてくる企業の質が変わるようです。

一応、振り返って私がビズリーチに登録した理由としては、下記の理由からだった。

・ヘッドハンターからスカウトを受けたかったから
・潜在的なキャリアプランを確認したかった
・海外勤務の求人もあれば見たかった

ビズリーチは広告でもよく見かけましたし、一昔前は転職系ベンチャーとして「ビズリーチ」という企業自体も注目されていましたが、実際に「ビズリーチ」を転職のためのサービスとして使ってみるとガッカリすることが多かったのが本音です。

ヘッドハンターいう名の転職エージェントも多数登録しているようなので、普通にフィーを企業から貰えばよいのではと思ったのは私だけでしょうか。特に、ビズリーチを利用してみて、最後まで理解不能だったのが有料会員になるメリットだった。

というのも、タレント会員もハイクラス会員もビズリーチは無料会員から始められるのですが、有料会員にならなくても何の不自由もなくスカウトが受けられるからです。80%以上はプラチナメールで、メールが来るので、有料会員になりたい人はいるのかなと感じた。

スカウトはヘッドハンターから複数企業の求人紹介を同時に受けるものと、企業からダイレクトでヘッドハントされるものがあり、それも分かりにくかった。

プラチナスカウトメールとは?

また送り主の分類とは別に、ビズリーチ内でのスカウトの分類があった。それが「プラチナスカウト」と「普通のスカウト」だった。

無料会員の場合は、プラチナスカウトだけ確認することができて、普通のスカウトはメールが来ているのは分かっても内容が見れない。有料会員になると普通のスカウトメールが見れるようになる。

これを見ると有料会員になったほうが色々なスカウトが確認できるからメリットはあるのでは?と感じるかもしれないが、私を含めて多くの利用者はこう思っているはず。

「本気でスカウトしたい相手がいるなら、企業もヘッドハンターもプラチナスカウトでメールを送るよね?」

実際に、私が活動していた時は、プラチナスカウトメールも普通のスカウトと同じくらい届いたうえ、求人の内容も大手コンサルからヘッドハントがあったり、上場寸前のベンチャーからの一本釣りのプラチナスカウトメールがバンバン届いた。

有料会員にならないと見れない普通のスカウトを見ようという気には全くならなかった。

ビズリーチのビジネスモデルは転換中?

以前、創業者の南さんが本を執筆された時に、講演を聞いたりしたことがあったのですが、ビズリーチの転職者に課金する有料会員システムは常識ではありえないと言われたとか何とか言っていたような気がします。

ビズリーチは上場とかしていないので、この課金サービスがどの程度上手く回っているのか知りませんが、弱者であるはずのタレント会員の私でさえ有料会員になるメリットを感じていないのに、ハイクラス会員で有料会員がいるとは到底思えません。

ただ、逆にいうと無料会員にはある程度優秀な人間は揃っているような気がするので、実際に企業側やヘッドハンティング会社はお金を払ってプラチナメールを送らせるビジネスモデルに転換したのではないかと感じました。

ビズリーチを使ってみて感じた不満とキャリアカーバーとの違い

冒頭でいくつか私がビズリーチを使った目的について触れていますが、結局のところ目的を満たすためには使えませんでした。

同時に登録していたリクルートエージェント、JACリクルートメントのほうが、サービス自体のレベルは色々な観点で高かったです。ここでは、それぞれの私の目的がどの程度満たされなかったのか具体的にまとめておきます。

ちなみに、キャリアカーバーについては、実際に登録したものの求人の質自体は、特別高いものでもなく、まだ実験中と言った印象を抱いた。キャリアカーバーも年収750万円以上の登録者向けだが、恐らくビズリーチレベルのサービスでも、何故か高年収層にアプローチできることが分かったので、参入したのではないかと思う。普通に無料で登録者に提供すればマネタイズできるマーケットだと感じているが、独占していたビズリーチのレベルを鑑みても、そこまでマーケットデマンド的に、ハイクオリティのサービス提供は必要とされていない印象を受けた。

ヘッドハンターからスカウトを受けたかったから

ヘッドハンターからスカウトを受ける感覚は味わえました。特に、企業から直接オファーが来るプラチナスカウトメールは、送り主が代表取締役だったり、人事部長などだったり「スカウトされている」感覚は味わえました。

スカウトを貰った企業の中には実際に応募したいと思った企業、全く興味がなかった企業ありましたが、当たり前ですがこちらから企業を選んで応募する形式ではないので、実際に応募したいと思える企業は結局のところ、かなり少なかったです。

また残念ながら一部企業では、スカウトメールに返信したのに、その後音沙汰が無かったり、個別での対応が適当な企業もありました。ある程度考えて返信している以上、こちらも時間が取られていますから返信しないのは失礼だと思いましたが、そういった利用者の対応がおざなりな部分もあります。

そこで感じたのはヘッドハントというよりも、適当にばらまきで条件に合う候補者にだけメールを送り付けているだけで、個別に返信が沢山帰ってくることを想定していないのかなと思いました。

潜在的なキャリアプランを確認したかった

ヘッドハンターからのスカウトを受けたうえで、キャリアカウンセリングなどもしてもらえそうだったのですが、年収750万円以下のタレント会員の場合は、第2新卒と同等程度の扱いしか受けなかったです。

キャリアプランうんぬん考える前に、雑魚は転職しろと言った雰囲気を感じてしまいました。管理職であれば話は別かもしれませんが、タレント会員の場合は「とりあえず営業職か」「未経験OKの日系激務薄給コンサル」の求人に応募してみてはどうかとやんわりとアドバイスされる程度でした。

この点については、普通の転職エージェントのほうがよっぽど丁寧に個別にカウンセリングしてくれますし、利用しないのは勿体ないと思います。ビズリーチは手厚く転職サポートするよりも、自由に転職してくださいと場所だけ提供されているイメージでした。

ビズリーチには海外勤務の求人は殆どない

ネット上の広告などでも外国人女性が使われていたり海外求人職が多そうな打ち出しだったのですが、全然国内求人ばかりです。ぎりぎり海外関連と言えば、コンベンションを海外で展開している会社の求人くらいで、それも出張が多いですよ程度のものです。

その点で、リクルートエージェント、JACはイギリスなど欧米から、東南アジア、中国など東アジアにも支社があるので、海外勤務の募集も多かったです。

アメリカとかシンガポールとか駐在勤務の求人があるかなと、地味に期待して利用したのですが、これもイメージと違いました。

海外求人は登録すれば分かりますが、検索してもほぼゼロ。

他の大手エージェントでは実際に海外勤務求人も紹介して貰えたので、広告でも海外勤務求人が豊富ですと見せておいて、実際にはあまり掲載されていなかったのでガッカリした人は自分だけではないはず。

キャリアカーバーが個人的には使えなかった理由と評判

リクルート運営のキャリアカーバーについても、ビズリーチ同様に「年収800万円」以上の求人が多いだけで、ポジションの権限(マネージメント)が少なかったり、出来高込みで高年収が達成できるモデルだったり、実際に転職したいと思えるエグゼクティブ求人は少なかった。

唯一キャリアカーバーで評価できると感じたのは、ビズリートと違って、提携ヘッドハンティング企業と言えるようなゴリ押しエージェントがおらず、大手転職エージェントのエグゼクティブ、ハイクラス転職専門のエージェントをしっかりとプッシュしている点。

本来であれば、ビズリーチもキャリアカーバーもプラットフォームビジネスであり、一つのエージェントのみ優遇して、アプローチしやすい環境を整えることはご法度と言えるので、その点で独立系の転職エージェントをメインヘッドハンターに招き入れている点では評価できる。

リクルート運営なので、リクルートエージェントやリクナビネクストなどと利益相反する競合他社であっても、キャリアカーバーは別事業でしっかりと事業計画を立てて、フラットな環境を整えているので、求人の健全性も保てていると思う。

とはいえ、エグゼクティブ系の転職については、結局は日本ではビックプレイヤーとなるようなヘッドハンティング組織というのはおらず、結局は大手転職エージェントの中でエグゼクティブ専門部隊を作ったほうが効率が良いということの裏返しだともいえる。

その点で、キャリアカーバーはそれを清く認めて、一部の大手転職エージェントをしっかりとプラットフォームに噛ませているだが、上述の通り、メインとなるリクルート、JACリクルートメントなどは参画していないので、その点でいえば、個人的にはキャリアカーバーを噛ませてエグゼクティブ系転職エージェントを利用するよりも、直接利用したほうが健全だと感じた。

最後にビズリーチ、キャリアカーバー、大手エージェントで実際に使ってみて感じた評価をまとめておきます。

【大手の高年収求人の紹介が多い】
・リクルートエージェント(登録1分)
http://www.r-agent.com/
今後の5年、10年を考えたうえで求人提案してくれるだけでなく、年収、スキル面でも確実に成長できる求人紹介が中心で信頼できると感じた。

【1200万円以上の求人が多い】
・JACリクルートメント(登録5分)
https://www.jac-recruitment.jp/

【積極的に利用しなくても問題ない】
・ビズリーチ
・キャリアカーバー

キャリアカーバーとビズリーチで比較すると、ヘッドハンターからの連絡が多かったのはビズリーチだったが「求人の質」「エージェント(ヘッドハンター)レベル」で見れば、リクルートエージェントのほうが上だと感じた。

また、もしも現時点で外資系などで1000万円以上は余裕で稼いでいて、今後は少し落ち着いて仕事がしたいなどであれば、JACリクルートメントでは年収は下がるが、雰囲気が緩い事業会社の管理職ポジションが多かったので参考までに。

口コミ評価の高いエージェント1位「マイナビエージェント」

>>マイナビエージェント公式サイト(登録1分、履歴書不要)

求人の質 書類・ 面接対策 連絡対応
4.5/5.0 4.2/5.0 4.3/5.0

口コミ評価の高いエージェント2位「リクルートエージェント」

>>リクルートエージェント公式サイト(登録1分、履歴書不要)

求人の質 書類・ 面接対策 連絡対応
4.3/5.0 4.1/5.0 4.1/5.0

口コミ評価の高いエージェント3位「DODA」

>>DODA(インテリジェンス)公式サイト(登録1分、履歴書不要)

求人の質 書類・ 面接対策 連絡対応
4.0/5.0 3.8/5.0 3.8/5.0

口コミ評価の高いエージェント4位「JACリクルートメント」

>>JACリクルートメント公式サイト(登録1分、履歴書不要)

求人の質 書類・ 面接対策 連絡対応
4.0/5.0 3.2/5.0 3.3/5.0

口コミ評価の高いエージェント5位「ワークポート」

>>ワークポート公式サイト(登録1分、履歴書不要)

求人の質 書類・ 面接対策 連絡対応
3.2/5.0 3.1/5.0 3.0/5.0

  • このエントリーをはてなブックマークに追加