他の介護師転職サイトでは出ていない求人が見つかればと登録した結果、下記の印象を受けました。
・求人紹介数は多い
・たまに連絡が多いと感じた
介護転職なども扱っているようで、看護師転職よりも介護のほうが規模が大きいようだったので、他の介護師転職サイトを使ってみて不満があればクリックジョブも利用してみるのがいいのではと感じました。
クリックジョブを利用しようと思ったきっかけ
クリニックジョブ看護を利用しようと思った理由としては、ハローワークなどに出来っていない優良求人が多いとのことだったので、24時間受付可能ということもあり、早めに介護師として転職してしまいたかったため利用しました。
「医療機関」「介護施設」「クリニック」「薬局」など登録数が1万5千件以上あるということで、求人の内容は他のサイトでも紹介のあったものが中心でしたが、求人紹介の頻度、数が多いので、早く転職したい人には向いているサイトだと感じました。
具体的には、首都圏が中心で「関西」「東海」の医療施設のほぼ100%を網羅いしているとのことでしたが、他の介護施設や看護師転職サイトと同じようなラインナップです。
看護師としては、あまり人気のない管理職から、労働条件が優れていて応募の多い求人まで網羅しているのですが、求人紹介数が多すぎて人によっては、どの求人が自分に合っているのか判断が難しくなると感じる人もいるかもしれません。
私が転職を決意した経緯とクリニックジョブに感じたメリット
私が新卒で就職をしたのは、内科病棟でした。内科病棟にはいろいろな患者が入院していましたが、その中にはがんの末期という患者も結構たくさんいました。末期なので外科的治療も施しようがなく、痛みだけを取るという目的で内科病棟に入院をしていたのですね。
病院は総合病院だったので外科や内科病棟はありましたが、ホスピスはありませんでした。そのためにがんの末期になった患者は、どこかの病棟に入って看取りの看護を受けるということが一般的で、専門的なホスピスで緩和ケアを受けることが出来なかったのです。
内科病棟は全部で45床。10対1看護だったのでとても忙しい職場でした。残業も多く、3交代勤務は過酷でした。そのため終末期といってもほかの患者と対応は変わりなく処置をする毎日でした。もちろん状態が悪くなったら個室に移されますが、患者とその家族の配慮もホスピスには程遠いものでした。
私はホスピスについての知識は持っていたので、疼痛コントロールや看取りの看護の知識はありましたが、日ごろの業務をこなしているとその看護観も忙しさに流されてしまい、ゆっくり振り返ることが出来ませんでした。
そんな時に、私は看護協会の内科研修を受けに行ったのです。その研修ではがん末期のこと、またホスピス病棟のことにも触れていました。そしてホスピスの環境や疼痛コントロール、またコミュニケーションのことについていろいろと学び、更に興味を持つようになったのです。
それからは自分でホスピスについて勉強をし始めました。勉強するとホスピス看護の重要性がわかりましたが、今のまま内科勤務では実現することはできないとおもいました。その時に転職をしようかなと思い、クリックジョブ看護は転職活動をしたこともある同僚が使ったことがあると言っていたので利用することにしました。
クリックジョブで限界を感じて別のサイトで活動
転職はクリックジョブ看護など転職サイトを見ることと病院のホームページ検索で進めていきました。
ホスピスの病棟というのは、やはり特殊なためになかなか中途採用で見つけることが出来ませんでした。また病院のホームページでもやはり4月入職のところばかりで途中入職の求人を見つけることが出来なかったのです。
そんな時、転職サイトの担当者から自宅からはかなり離れるけれど求人が出たという知らせを受けたのです。この時に、転職サイトに登録しておいてよかったと思いましたね。最新の求人情報をすぐに教えてもらえたからです。
その病院はホスピスを新設してまだ半年でした。始めは入院患者が少なかったけれど、だんだん増えてきてそれに伴う看護師増員ということでした。その後病院見学に行って就職試験を受けました。未経験でしたがこれまでの内科経験をかわれて中途採用されることが決まったのです。
クリックジョブを退会した結果
クリックジョブ介護では、冒頭のように沢山の求人を紹介してもらったものの、縁がなく希望求人が見つけることができなかったこともあり、結局退会することになり、別の評判が良かった看護師転職サイトで活動を進めました。
ホスピスでの看護は、看護師さん一人が患者一人か二人を受け持つのみ。そのため患者さんに関わる時間が多く、痛みに合わせてゆっくり処置を行ったり、コミュニケーションをとることが出来て、これまでの内科よりも余裕のある働き方が出来ました。また以前は看取りの看護をするときには、医師も看護師もバタバタした印象でしたが、ここでは患者の周りには家族が付添い、最後まで患者の意思を尊重した看護を行うことが出来ました。
忙しい病院ではどうしても看護師が段取りを決めて看護師が患者を誘導して行うということが多かったのですが、介護士としても、ここでは全く逆だったので新鮮でしたね。また患者に寄り添う看護が出来るということにやりがいがあると感じたのです。
給料に関しては前職を同じく看護師5年目で約24万円でした。しかし忙しさと充実感を比較したら緩和ケアの方がとてもよいと感じましたね。もちろんこれまで患者に深くかかわってきてその患者がなくなるときには、少しショックもあります。しかし患者とかかわったことを次の看護に生かすことが出来るのです。ホスピスにいると緩和ケア認定看護師への道もあります。看護師へのスキルアップも望めるので、クリックジョブを使うことはありませんでしたが、良いコンサルタントにも出会うことができて、転職してよかったなと思います。