ロバートウォルターズは評判通り電話連絡がしつこい?実際の感想

大手企業の管理職として勤務していた私だが、ロバートウォルターズに登録したのが、強烈な年功序列システムに嫌気がさし、外資系企業のオファーを見てみようと思ったからだ。

特に、私が外資系企業の管理職に転職した理由が下記。

・職場環境が良好で管理職でも残業禁止が基本
・経験が評価され昇格の見込みが高かった

ロバートウォルターズは、ネットではアフィリエイト報酬目当ての提灯記事が多く、ご丁寧に渋谷オフィスに訪問しました!といった写真とともに絶賛されていたが、実際に利用した感想としては微妙だったので、ここでは詳細をまとめておく。

ちなみに、私はロバートウォルターズでは希望に沿わず、別で利用した外資エージェント経由で残業禁止など管理職でも働きやすい会社に転職している。

今後5年~10年と将来的にキャリアアップできる会社を見つけて、上手く管理職のキャリアを失わずに転職できた点ではロバートウォルターズを退会しておいてよかったと思っている。

ちなみに、他社の管理職への転職にあたっては、ロバートウォルターズ、MSジャパンなど含めて、管理職に強いエージェントに複数登録したが、それらとの比較も含めて、下記になぜ途中で利用を中止したのかまとめた。

ロバートウォルターズは提灯記事に隠されているが実際の評判が悪いのでは?

ロバートウォルターズでネットの評判を調べると、アフィリエイトBという会社のアフィリエイトリンクを張り付けた提灯記事ばかりヒットする。

どれもこれも下記のパターンでロバートウォルターズを褒めることに終始している。

・利用者満足度が90%以上
・外資系企業の求人が充実

これ絶対に利用して転職してないのに、ロバートウォルターズは最高です!と書かされているステマではないか?

ロバートウォルターズはイギリス系の会社でRWAというティッカーシンボルで、ロンドンでも上場している巨大人材会社と言うのは理解できる。ただ、派遣も大部分を占めているので日本で言うと、パソナに近い印象。

競合にはマイケルペイジ、ヘイズ、ロバートハーフなどがあるが、ロバートウォルターズだけが飛びぬけて凄いというのはないので、普通のエージェントというのが客観的な評価だ。

だが、何故か日本に外資系エージェントが来ると、日本人コンプレックスからか「担当者が外国人で英語をしゃべってきた」「担当の外国人ヘッドハンターが凄い優秀だった」などと、鎖国を辞めたばかりの江戸の人のような称賛コメントが多い。

ロバートウォルターズの外国人ヘッドハンターは本当に優秀なのか?

今自分が外資系にいて思うのは、日本に来ている外国人で本当に優秀なのは、いわゆるエキスパット、外国人駐在組である。

外国人駐在組は、本国からキャリアを期待されてか、左遷されてかはわからないが、本国では正社員待遇でそれなりの役職についていて、嫌々派遣されてきた人が多い。

その代わりに能力は非常に高く、早く結果を出して、本国での出世レースに戻ろうとする人が多いのである。

だが、ロバートウォルターズの前線にいるタイプの外国人ヘッドハンターは、大抵の場合、4大卒で大学院以上を出ている人は少ないと思われるし、恐らく莫大な費用はかかる駐在ではなく現地採用だと思われる。外国人駐在員の多くは六本木、麻布に住むが、三鷹に住んでいるといっていたので、薄給なのだろう。

そのため、ロバートウォルターズの外国人ヘッドハンターは、イギリスからの駐在でもないので、英語は喋れるし、一通りの業界知識はあるが、日本のエース級のエージェントと比べたら、別段優秀ではない。

ロバートウォルターズの求人は管理職が多いのか?

ロバートウォルターズは、ハイクラス求人を多く扱っているちようなブランディングをしているが、イギリス本国では、パソナキャリアのような一般的な正社員求人を扱うパンピー向けのエージェントでしかない。

日本人コンプレックスを上手く使ったブランディングであっぱれという思いではあるが、ロバートウォルターズは特別ハイクラス転職に強いわけではないと思う。

日本に支社を出したから、いきなりハイクラス人材だけ扱えるようになるなら、世界中の転職エージェントが日本に進出しているはず。

管理職での転職については、一般的な人材が利用するリクナビネクスト、マイナビ転職などでも募集されているレベルの、普通の求人が多いという印象だった。

特に管理職経験があると希望しても、よく分からないマンション営業求人などのスカウトが来るので、変な勘違いをしないためにも利用しないほうがいいと思った。

役職がないと利用できない?

元々いた会社では、課長クラスまでは進むのは容易だが、その後はポストが限られていることもあり、運に左右される部分も多かった。

特に部長クラスで年収1200万円前後は期待できるうえ、プレイヤー業務からは外れるため、完全に経営サイドに回ることができる完全な管理職としての部長には強く惹かれるものがあった。

とはいえ、部長への昇進のためには、2~3年さらに実績を積んだうえで、その時の社長~役員クラスから承認を貰う必要があり、変化の激しく今後マーケット全体で傾く可能性のある前職にとどまり続けるのはリスキーに感じた。

この点では、ロバートウォルターズに言われた内容とも一致しているし、変なエージェントではないのは分かる。他社含めて管理職として転職できる環境を探した。

いつまでたっても昇進もなく希望していた子会社の管理職への異動も認められず無為に過ごしていました。

結果的に、このまま残っていてもキャリアが構築されないと判断した私は、他社の管理職へと転職をしました。

ここでは「どうやって他社の管理職に転職したのか」を、前職で干され続けた私の目線でキャリアアップを検討している人向けにまとめてみました。

管理職の求人については、知名度のある「リクナビネクスト」「マイナビ転職」など使っていても、全く見つかりませんでした。

あったとしても中古車販売業者の管理職の求人だったり、管理職=雑用系のような雰囲気のある求人ばかりで、とてもキャリアアップできるような求人がありませんでした。

また、大手転職エージェントを適当に選んでも、管理職の転職に慣れていないエージェントが担当になることが多く、その点でもJACリクルートメントは、マネジメント職、管理職、専門職などに特化しているので、エージェントに安心感はありました。

管理職中心のエージェントとしてはMSジャパンもありましたが、私はタイミングが悪く、あまりお世話になる機会はありませんでした。

管理職の転職タイミングについて

管理職でも、新卒1年目から3年目は転職を考えたりする時期なようです。新卒で失敗した就職活動をやり直すなら、最後のチャンスだと言えます。

そこで、今回より第2新卒で転職を検討している人に向けて、最低限知っておきたい職種に関する知識、具体的な転職方法についてお話ししていきます。特に、営業職からの転職先として有力候補である事務職としての管理職についてみていきます。

事務職というと、派遣のお姉さん、おばさんがお茶やコピー取りなどして、会社の雑務を担当する仕事と思われている節があるようです。確かに、イメージとしては間違いないのですが、あくまで末端の仕事がコピーやお茶なのであって、それが事務職の仕事かというとそうではありません。

これを見ると、雑用を担当する庶務課のような部門というのは総務の一部門に過ぎず、会社を運営するうえで必要な仕事のうち、セールスである営業部門以外のコストセンターがこれに当たる。つまり、会社を全般的にサポートする仕事が事務職と言えます。

セールスに近い位置で専門的な内容のサポートをするのが管理職

管理職というのは事務職の中でも、人、物、金、情報の4つの経営資源を管理する部門のことで、基本的にはマネージメントが仕事となります。

とはいえ、一部の企業からの求人では、プレイイングマネージャーでの採用を打診されるなど、完全に管理職として受け入れてくれるところは、そこまで多くはなかったです。

プレイイングマネージャーの場合は、どうしても自分で結果を残す必要があるため、管理職としてのチーム管理が疎かになってしまうデメリットが強く、特に転職している場合は、すぐに結果を求められる傾向があるため、個人的には避けたほうがいいと感じました。

より専門的な知識、経験を駆使して、実際に売り上げを上げていくセールス部門をサポートしていきます。どんな仕事があるのかというと、”企画・経理・財務・法務・広報・人事・総務”などが、代表的な管理職の職種です。

営業脳に洗脳されていたソルジャー営業マンは、管理職を見下している人が多いと思います。しかし、営業から抜け出したい営業マンにとっては、常に憧れの的なのではないかでしょうか。

私も営業マンとして働いていたときは、管理職に強い憧れを抱いていて、どうやったら異動できるのか、転職できるのか常にアンテナを張っていました。しかし、一方で心の片隅には、実際に売り上げをあげることのない管理職に行ったとして、胸を張って仕事ができるのか疑問もありました。

管理職のキャリアアップ転職の考え方について

ただ、数字を見ればそれは明らかで、結局のところ、会社からの評価は給料で決まるため、高年収で管理職として採用してくれる企業に転職するのが最適ということになります。

一部の企業では実際にプレイヤーとして営業などに参加しつつ、管理職も兼任というパターンはありますが、この求人の場合は課長、リーダーなど部長へのステップに数年から10年程度は要する傾向があるためお勧めできません。

そこで、管理職の給料を見てみれば、いかに会社から管理職が大切にされているか分かります。

これは、私の会社のケースなのですが、役員以下の平社員のうち(部長級含む)給料のトップ水準は管理職に集中していました。経理・財務の課長が営業部門の部長と同じレベルに給料でした。

これはどういうことかというと、残念ながら営業部門は替えが効くので、人材はいくらでも獲得できるということです。

結果、給料はそこまで上げなくても会社に残ってくれます。しかし、一方で、財務・経理を高いレベルで担当できる人材は、中小企業には来ません。

そのため、中小企業で働いてもらうリスクを踏まえたうえでオファーを出す必要があり、必ず給料は高くなるのです。

また、企業がM&Aされるタイミングなどで首にされる人材の部門を見ても、基本的に営業部門はトップ交代は往々にしてあります。

しかし、経理・財務系は後の責任の所在を明確にする意味や引継ぎなどのタイミングなどケアする関係上、そのまま高学年棒で残留要請を出されるパターンが多いです。

営業から管理職の転職には需要はあるのか

ここまで見てきて、やはり営業職から抜け出して、管理職に行くことがどれだけ有用なことか理解されたと思います。

営業職は、使い捨て人材として会社からは認識されている可能性が非常に高いです。営業職の人材は母数も多く、とにかく競争が激しいからです。

そういったラットレースから抜け出すためには、やはり管理する側である管理職に回るのが先決です。

もしも、あなたがソルジャー営業マンとして採用されているのであれば、何十年にも及ぶ出世競争に勝利して初めて管理職へのチケットが得られます。

しかし、それがより迅速に簡単にできるのが第2新卒での転職です。営業マンであっても、管理職の人材として若手であれば受け入れようとする会社は非常に多いです。

背景としては、若手の人材獲得を各社苦戦していることが上げられます。特に、バブル以降の入社で現在40代前後の人材は、社内で十分な教育の機会が与えられず、年齢だけ重ねた使えない人材であることが多く、営業に回されている現状があります。しかし、若手人材であればこれから教育コストをかけても十分回収できますし、今後育てたいと考える会社は多いのです。

営業マンとして現在勤務されている方で、管理職転職を検討しているのであれば、まずは年齢がある程度若いことが重要です。

具体的には、20代で十分、30代でぎりぎりです。年齢面でのハードルをクリアしたのであれば、実際の転職方法についてみていきましょう。まずは、管理職としてどんな分野に興味があるのかは絶対に決めておいたほうがよいでしょう。

求人サイトよりも管理職に慣れているエージェントを使ったほうが、5年後、10年後を考えた時に、ターニングポイントになるような後悔のない転職ができるように感じました。

全体的にビズリーチなどハイクラス転職サイトでも、管理職の人材は求められる傾向があるので、上手く自分の市場価値を最大化してくれるパートナーを見つけてしまうのが最短の方法だと思いました。

特に下記のような不満の声もありました。

私が利用した当時の仕事は消費財メーカーでマーケティングをしていました。当時の上司に不満を持っていたため、転職を決意したのです。当時の年収は800万円でした。

せっかく転職するのであれば900万円の年収を希望しました。業種はメーカーのマーケティングを希望していました。紹介された求人はさほど目新しいものはありませんでしたが、担当者が熱心に求人をたくさん紹介してくれました。

ただし、とりあえず求人を紹介すればいいと思っているのか、自分の希望とは違う求人を紹介されたりして、少し不快な気持ちになったのも事実です

そして、実際に面接にいったあとには電話でフォローアップをしてくれるのですが、こちらの意見を聞いているのか聞いていないのか正直よくわかりませんでした。

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