キャリアカーバーの評判のほとんどが嘘にまみれて、アフィリエイト報酬を得るために書かれた「よいしょ記事」であることを知っていますか?
キャリアカーバーとはリクルートエージェントなどを経営するリクルートが経営する転職サービスです。
実際に私も登録をしてみたのですが、使ってみてわかった、ステマサイトでは巧みに隠されている以下の3点のような使い勝手の悪さがあります。
・悪質なヘッドハンターが多い
・レスポンスが遅い
これらの点について、ネット上ではステマのせいでこういった印象がかき消されてしまっているように感じるので、実際に使ってみた感想も併せてまとめていきます。
ステマに隠されているキャリアカーバーの真の姿とは
まず、キャリアカーバーは転職エージェントではなく、転職サイトで特にハイキャリア向けを謳っています。
他にも似たようなサイトとしてはビズリーチや、ミイダス、AMBIがありますがその2サイトと比較されることが非常に多いです。
ですが、そういった比較をするサイトの多くも、使ってもいないのにも関わらず御託を並べて、基本的にはキャリアカーバーに登録するよう誘導するようなステマサイトがほとんどです。
ステマサイトでは嘘が多く悪評などを書かないようなサイトが多いことや、情報が少なく2chで情報が出ないことから、このサイトを通じて真実の情報を理解してもらいたいと思っています。
キャリアカーバーはしつこいのか?
まず最初にキャリアカーバーを実際に利用して感じた良くない点としては、レスポンスの悪さであったため、しつこさを感じたことはありません。
ステマサイトではこの悪評はゆっくり転職ができるという謎のメリットに書き換えられていることが多いです。
ビズリーチなどは、登録してから3-4時間程度で、ヘッドハンターからのスカウトメールが5通くらい届きサイトの巡回をしているヘッドハンターがいることを確認できます。
ですが、キャリアカーバーの場合は登録してから1日経ってようやく1通来るか、来ないかという程度でした。
確かにビズリーチのように迷惑メールに近い求人紹介をされても困りますが、ここまで少ないと、しつこくなくても良い求人に巡り合うにはどれだけ時間がかかるのかと考えさせられてしまいます。
求人数が少ないためマッチできる求人がないから、送られてこないのではないかと思う方もいるかもしれませんが、ヘッドハンターは基本的に○○万円いじょうの求人しか取り扱わないことを美学とするサービスにおいても、それ以下の求人をガンガン紹介してきます。
そこで、実験的に知人にお願いをして、ハイキャリアな職種+年収希望なしで登録をしてもらいましたが、結果は特に変わりません。
多くのエージェントが喉から手が出るほど欲しがるような人材に対するレスポンスですら1日で1通程度となっており、そもそも、登録しているだけで、登録者情報を巡回しているヘッドハンターが少ないという可能性が大いにあります。
つまり、アクティブユーザー、特にアクティブに動いているヘッドハンターが少ないことから、待てばOKという文句につられて待っていても一生来ない可能性すらあることを気にしておく必要があると思います。
キャリアカーバーが他サービスと比べて最も劣っている点
レスポンスが非常に遅いことを紹介しましたが、それに付随してキャリアカーバーの癌となっている要素があります。
私は同時にビズリーチやミイダスといった受け身メインのサービスは他にも登録を済ませており、キャリアカーバーを使って他2つと比較した場合は圧倒的にUIの使い勝手の悪さが目立ちました。
最近流行っている、スカウトをメインとした転職サービスのメリットとしてはスマホアプリで提供されているという部分にあるのですが、キャリアカーバーに関してはそういったアプリという形での提供がありません。
そのため、基本的にスカウトメールが来ていたとしても、気づくタイミングはメールをチェックしているタイミングで、スマホでの通知がなく気になった求人にいち早く気づけないという部分が大きなデメリットであると考えます。
リクルートという大手の会社が展開するサービスとしてはかなりお粗末な部分だと感じ、力を入れていないのではないかという印象を受けました。
実際にリクルートは自前での転職あっせんがメインの事業で、他の事業者と登録者をつなぐというサービスに不慣れなことも、こういった不手際に繋がっていると考えられます。
具体的にどういった部分に不便さを感じるかというと、レイアウトの悪さで、参考求人の検索などいちいちTOPに戻る必要があったりと、サイト回遊のしづらさも無駄な時間を費やす一因になっています。
ユーザー側ですらそうなのだから、ヘッドハンター側も使い勝手が悪く、巡回頻度が下がっている要因になっているのではないかと考えられます。
今後サイトレイアウトの改善、アプリ版の開発が行われたときは、全体的にアクティブなユーザーが増加し、利用する価値が出る可能性はありますが、現状では無価値に等しいと思っています。
通知が少なくても気を付けなければいけないブラックヘッドハンター
求人が少なく、使い勝手も悪いキャリアカーバーですが、通知が少ない分厳選されたヘッドハンターが多いのではないかと思う方がいると思います。
実際にステマサイトでもそういったメリットを並べている文章があり、厳選されたエージェントによる的確なサポートを受けられる、経歴は嘘をつかずに書けば問題なしという、社会人として当然のことをそれらしく書きうまく利用するための最大限の知識として紹介するサイトもあります。
しかし、それは大きな間違いだというのも使っていた感想です。
特に、最大限の知識などといって、どのエージェントにも通用することを並べて文字数稼ぎを行うサイトに関して全体的に根拠も薄く信用に値しない情報ばかりです。
そういったステマサイトでは、キャリアカーバーはヘッドハンターをこちらから指名することもできる、他サイトのように悪質であれば変えればいいですという、責任を利用者、読者に押し付ける文面が目立ちます。
そういった文面が多い=やはりブラックなヘッドハンターがいるということです。
例としてあげるのであれば、こちらの希望年収とはかけ離れた求人をメールで直接の紹介、こちらのプロフィールを見ないで送られてきたような雑なメールは送られてきます。
確かに登録エージェント数も少なく頻度で言えば低いのですが、そういったブラックエージェントからのスカウトメールの割合で言えば他サイトと比べてやや少ないくらいで大して変わりません。
また、ヘッドハンターをこちらから指名できるので問題ないと言っているサイトに関してですが、転職初心者だからこそヘッドハンターに頼る人がほとんどだということを考えていません。
利用者の満足度などが乗っているわけでもないため、ヘッドハンターの良し悪しを判断できる人のほうが少ないのにも関わらず、盲目的にこのシステムを称賛することもステマサイトの危険な特徴であると考えられます。
キャリアカーバーにステマが蔓延る理由と嘘評判を叩き斬る
キャリアカーバーにステマサイトが多く存在しています。
その特徴としては、
・デメリットをメリットに転換できると主張するサイト
という2点です。
このようなステマサイトが蔓延る、最も大きな理由としては2chですら情報がほとんど出ていないということです。
基本的に2chに悪評が書いてあろうとなかろうと、強引に印象操作するのがステマサイトですが、キャリアカーバーに関してはステマサイトが最も重要な情報源になってしまい、印象操作が可能となっています。
キャリアカーバーの完全無料はもはや当然のサービス
キャリアカーバーはかなりのサイトで評判が非常に高く、登録をさせようとしつこくメリットを述べているサイトが多くあります。
その理由としては、繰り返しになりますが、まだまだマイナーなサービスであるために、利用者の評判を検索しづらいからであったり、むしろ利用者の評判すら出ていないからです。
そういうサービスの場合は、ステマサイト側が簡単に評判をでっちあげで世間の声はお勧めしているという印象操作が非常に簡単に行えます。
キャリアカーバーの評判で検索するとまず目につくのが、500人の口コミを集めたというサイトですが、そもそもキャリアカーバーに関しては2chの情報量を少ない部分を見る限りでもこれだけの口コミが集まるとは思いません。
また、新興のサービスは評判を集めることができても運営面に、拙い部分が多く賛否の意見に大きく割れという特徴があります。
ですが、こちらのサイトに関しては一方的に良かったという人が多かったと述べており、本当に評判を集めたのかすら怪しいところです。
そして、メリットとしてビズリーチと違って完全無料と言っていますが、ビズリーチの有料サービスがほとんど機能していない現状で、その部分での比較をするのは非常にナンセンスで、もはやどちらのサービスも利用をしたことがない可能性すらあります。
こういうしつこくステマをするサイトが消えない現状では登録する人が増えてしまうのは仕方のないことなのですが、継続利用をやめるという選択肢もあるため、良くないと感じたら評判に惑わされず利用中止することをお勧めします。
キャリアカーバーのメリットの矛盾点
先ほどの500人の評判をまとめたサイトには「良い求人ほど採用枠が少ないので早めに応募しましょう」と書かれています。
この部分に関しては先ほども言及した通り、UIの悪さやメールを介さないとスカウト情報を確認できないという使い勝手の悪さから素早く応募という手段に出れません。
メールは常にチェックしておきましょうなどという文言が添えられていればわかるのですが、おそらくこの記事を書いている人はビズリーチやミイダス同様PUSH通知機能が存在しているものとして記事を書いていると思われます。
他のサイトにしても、一部有料であるものの評判が高いなどという、虚偽の情報を書いているサイトもあり、こちらもビズリーチと混同して書いている可能性が高いです。
しつこいようになりますが、受け身メインのサービスは新興であり、一時期注目を集めたビズリーチ以外は評判情報が不足しています。
そのため、ビズリーチと似たようなもんだろうと高をくくって適当に嘘の記事を書く人間が多いため、矛盾点も多く、情報の見極めに関してはある程度気を付ければ可能であると思います。
キャリアカーバーの一球入魂スカウトは使い物になるのか?
キャリアカーバーにはビズリーチのプラチナスカウトメールに当たる一球入魂スカウトと言うものがあり、具体的な内容としては、キャリアコンサルタントやヘッドハンターから直接非公開の求人が送られてくるというものです。
多くのステマサイトでは、この一球入魂スカウトはハイクラスな求人が送られてくるので非常にオススメですと書いてありますが、ビズリーチのプラチナスカウトメールに対しては否定的な意見を持っているところが多いです。
どちらのサービスも利用した私からすると、両者ともに求人の質、スカウト内容は同じなのに一球入魂スカウトだけが目立って賞賛されます。
一球入魂スカウトに関しては実際にサービスを使ったことがなく比較ができないし推したいから、あまり詳しく触れずにとりあえず褒めておこうという空気が強く、ビズリーチのプラチナスカウトに対しては情報が多く出まわっているためやや批判的という二枚舌になるサイトが多いです。
正直私が抱く印象としては、一球入魂スカウトは他のメールと違い求人を餌にして、ヘッドハンターから飛んでくる釣り針で、実際一度食いついた時は、他の求人も並行して紹介される、つまり他求人にも誘導されるということがありました。
つまり、プラチナスカウトと一球入魂スカウトは同じというステマサイトの言い分はもっともではありますが、両者ともに使い物にならないというのが私の中での感想です。
元リクルートの戯言に騙されないために
キャリアカーバーはまとめていくと、現状では結局は釣り求人で登録者を集めて、ブラックエージェントに流し込み、紹介料をもらうというビジネスモデルで成り立っているサービスとなっています。
確かに運営しているリクルートは他転職サービスにおいては、業界トップクラスの高い評判と、高いシェアを持っている一方で企業としての体制は非常に古いもの出ると思います。
大きな理由としては、アプリケーション部門にほとんど力を入れていないからです。
今の時代どんなサービスでも利用者はスマホでの運用がメインになっていますが、リクルートで決裁権を持つような人間には浸透していないのかそういう部分がかなり弱いと感じます。
これはキャリアカーバーに限った話ではなく、リクナビネクスト、リクルートエージェントにも同様なことが言えると思います。
しかし、サービスの質が非常に悪く、良い転職に導くことがうまくできていなくてもステマサイトでなんとか新規登録を増やせてしまえるという現状があります。
そういったステマ中でも最も悪質だと感じるのが、リクルート出身者が経営するステマサイトで元リクルートという肩書を行使しつつ、自分の力で稼ぎ出せない弱者が古巣をよいしょし誤った情報を書き並べて、多くの人間の無駄な時間を生み出しているという現実があります。
元リクルート=リクルートのサービスことはある程度知っているという印象を持つと思いますが、キャリアカーバーの立ち上げはそこまで古いものではなく、求人数、ヘッドハンター数からしても、彼らがリクルート在籍中に大きな動きがなかったことは目に見えています。
元リクルートでもそういう状況にあるため、元エージェントなどはなおさらなのですが、それにも関わらず、元リクルートの方々、元転職業界の方々もありもしないメリットを並べて、転職志望者が魅力的に思えるツボを押さえた口コミをねつ造し登録をさせるという姑息な手段を行っています。
このような新興サービスに関しては登録してしまう=情弱と簡単に定義できるものではありませんが、情報の見極め、情報を疑うことをしっかりとすることで、そのようなサイトが淘汰され、皆様が転職をより有意義な時間にできることを望んでいます。