Re就活の2chの評判は最悪?第二新卒で使った結果

Re就活の20代向けの転職サービスは、正直使いものにはなりませんでした。

ネット上で言われている評判通りブラック企業の求人も多く、人気求人ランキングの上位にもブラック企業が台頭しているような状況です。

しかしながら、ある程度の情報を調べる能力があればRe就活は既卒向けサービスを展開しているサイトの中ではまだましかと思います。

今回は実際に使ってみた感想と、第二新卒にとって利用する価値があるかどうかについてを書いていこうと思います。

Re就活が第二新卒にはあまり向かない理由

まず、Re就活を使っていて私自身がよくないと感じた点に関しては、

  • 求人の掲載数が少ない
  • 特定派遣が求人のほとんどを占めている
  • 担当者の対応が個人的にはよくなかった

という3点です。

しかしながら、個人的な感想としては、上記のような悪い点を避けさえすれば既卒にとってはかなりいいエージェントなのではないかと思っています。

メリットに関しては後述していきたいと思います。

Re就活の求人数の少なさは異常で地方在住者には絶望的

まず一番のデメリットに感じた点としては、Re就活の求人掲載数の少なさです。

具体的にいうと、都内での求人が800件ほどで、地方になると都内の4分の1程度になります。

つまり地方在住者にとってはRe就活はほぼ使いものにならないエージェントだと捉えてもらっても問題ありません。

第二新卒にとってこの部分は非常にデメリットで、求人の種類の幅が少ないサイトでは単願になりやすく、そこが受からなかったら希望の転職ができません。

そして、エージェントにそそのかされて受けさせられたブラック企業に詰められて入ってしまい、1年後にはみんなでガッツポーズをしてアットホームな雰囲気を出す写真の一員になっているのです。

大げさに感じる人はいるかもしれませんが、転職活動でつまずいて、エージェントに唆されてブラック企業に入社してしまう人は本当に大勢いますし、それがない限りエージェントも商売が成り立たないです。

第二新卒でこういった若干ニッチなエージェントに手を出す人はその点には十分気をつけて、自分が受けたいと思う企業だけ受けることだけを考えましょう。

求人の8割がブラックだけど、見抜き方はある

次に求人の内容ですが、実に全体の8割ほどがVokersや転職会議で異常なまでに残業が多いと書かれるブラック企業であったり、入社後の研修を終えるとどこに派遣されるかわからない特定派遣の求人ばかりです。

特定派遣と聞くとエンジニアの印象がかなり強いと思いますが、Re就活は既卒向けのエージェントの中でもかなり古株であるため、ITだけでなく工場の施工管理、スタッフサービス系の特定派遣も多く扱っているようです。

なので、特定派遣であることを隠そうとする会社が多いのは事実ですし、施工管理や、スタッフサービスの求人に関しても、安易に興味を持って応募せずにしっかりと社名を調べてから応募することをオススメします。

次にRe就活のブラック企業の見抜き方に関してですが、こちらに関してはかなり詳しく会社紹介を載せてくれているためかなり判断がしやすいと思います。

また、既卒向けの大手エージェントであることから、本当の情弱を相手取った見え見えのブラック企業がかなり多いので見抜くのは簡単だと思います。

とにかく、Re就活で気をつけなければいけない求人は、アットホームな雰囲気を全面に押し出している会社や、会社紹介で未経験者に対しても異常に熱いビジョンをぶつけてくる会社です。

そんなにわかりやすいことがあるのかと思う人は一度検索してみれば、本当にそうなっているので一度見てみるのもありかもしれません。

担当者の対応はかなり悪いノルマ重視型

最後に私がRe就活の一番良くないと感じた点に関しては、担当者の対応と無能さだったと思っています。

端的にいうとタイトルにもあるように、まさにノルマ重視型の担当者で、とにかくどこかしらには転職をしてもらいたいという強行な姿勢を持っていました。

私がRe就活を使った時は在職中でしたし、マイナビエージェントを併用していたものの、出してもらっていた求人が一度尽きて次にまとまった求人が来るまで時期が空きそうだったときに登録しました。

そのため、メインで利用しているエージェントがあるためにいい求人があれば程度の気持ちで望んで、併用しているということも伝えました。

するとまず最初に始まったのが他エージェントで決めない方がいい理由などをつらつらと述べられ、まあ彼らも商売だしそこは聞いたふりをしようと思いある程度聞き流していました。

そして求人を何件か見た中で、大手の求人があり、他のエージェントで応募していなかったことや、未経験でもいいエージェントがウリなので試しに応募してもらいました。

その会社は結果的にダメだったのですが、それ以外に特にいい求人がなく、むしろモロにブラックな企業ばかりだったため、応募を渋っていると、担当者から電話のラッシュが始まりました

別のエージェントも併用しているのは構わないが、そうやって大手ばかり狙う姿勢では転職は上手くいかないなどと言って、ブラック求人を受けさせようとしてきました。

私としてはこの時のしつこい電話の印象が強く、他のエージェント担当者もこういう人ばかりなら正直使うのはオススメしたくはないと思います。

Re就活の可能性について

冒頭でも述べたように、Re就活は既卒向けのサイトの中ではまだ見所があるエージェントなのではないかと思います。

私自身がもう一度使いたいかと聞かれると担当者のウザさのトラウマがあるため正直使いたくはありません。

ですが、求人数の少なさをカバーするようなサービスもありますし、神木隆之介のような有名俳優を起用して広告を打っていることを考えても今後伸びる可能性はあるのではないかと思っています。

ネット面接を行える、今はブラックばかりだけど

まず、Re就活のサービスの中でいいと思ったのが、私自身は行なっていないのですが、面接をネットで完結させることができるサービスでした。

私自身もSkype面接などを新卒の就活のときに行なったことがあるため、ネット上で面接が完結するのはかなりいいサービスだと思います。

ネット面接は家で行うのが基本なので、とにかく精神面で楽というのが一番で、ブラック企業だと転職の面接なのに一次面接で早速囲いにかかって圧を感じることなどはざらにあり、そのリスクを負わなくていいだけで気が楽になります。

私がRe就活に置いてこのネット面接の企業を受けなかったのは、単純にブラックぽいIT企業ばかりだったというだけです。

今後Re就活がベーシックなサービスとして、このネット面接制度を導入して求人を出している企業との取引を勧めてくれるのであれば、多くの企業での面接の負担が減ると思います。

また、このサービスが充実することで地方在住者にとって都内の企業の面接が受けやすくなったり、逆に関東から関西への転職などを考えている人も気軽に面接ができるようになるのであれば、第二新卒にとってもかなり有意義なのではないかと思います。

大手企業との取引数は既卒向けの中では多い?

次にRe就活に感じる2つ目の可能性としては、大手企業の求人が比較的他の既卒向けのエージェントと比べて多かったという部分です。

ウズキャリであったり、ハタラクティブの求人票を眺めていても、知らない名前の会社ばかりだったのですが、Re就活に関しては10件に1件は名のある企業であることが多かったです(ブラック企業も含む)。

現実的な数値で言えば20求人に1求人くらいは大手のエージェントでもあまり積極的には勧めてくれない大手企業の求人があり、そういう求人に気軽に応募してくれるのはRe就活のいい部分ではないかと思いました。

どうして、Re就活は大手との取引量が多いのかというと、すでにサービス開始から15周年を迎えており、ある程度の老舗であるという部分で信頼を勝ち取っている節があるのだと思います。

既卒向けの市場はまあまあいろんなエージェントが出来て潰れてを繰り返しているので、そんな中でRe就活は15年続いているということはある程度は使いものになるのかもしれません。

会社紹介もしっかりと載せていることから、ブラック企業は避けやすいし、大手の求人も時期によっては出るという点を加味すると既卒にとっては文句なしで、第二新卒にとっても使いようは将来的に出てくるのかもしれません。

担当者の対応面の改善が見られるのであれば、もう一度使ってもいいかなと私は思っています。

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