キャリタス転職エージェントは絶対に使ってはならないエージェントの一つで、正直ほとんど良い企業を紹介してくれないわりに連絡もしつこいという印象があります。
また、個人的にもキャリタス転職エージェントのキャリアコンサルタントをやっていた人間ともつながりを持っているため、本人に話を聞いてみたりするなかでも社内の体制もかなりブラックで働き甲斐がなく、コンサルタントのやる気もほとんどないというのが実情の様です。
今回はそういう裏事情も併せてキャリタス転職エージェントという会社についての評判をまとめていこうと思います。
キャリタス転職エージェントの深い闇、社内事情も徹底紹介!
キャリタス転職エージェントは株式会社ディスコという会社が1973年に設立した人材紹介の会社としてはかなりの古株ですが、主に新卒向けのサービスがメインの展開となっており、転職事業には最近になって参入してきたにすぎません。
マイナビやリクナビと違って大手というほど大手ではないこともあって、やはり新卒と転職の市場を勘違いしてしまっていることも、あまりうまくいっていない原因にあると考えられます。
キャリタス転職エージェントを利用して、話を聞いてみて良くないと感じた点は、
という2点となります。
キャリタス転職エージェントの求人の質が低い理由とは?
キャリタス転職エージェントを経営している株式会社ディスコは先ほども説明しましたが、メインの事業は新卒採用のコンサルティングを企業向けに行うことです。
日経就職ナビというサイトで新卒の就活生を経験した人にとってはそれなりに名前を知っているかと思います。
そのため、様々な企業と取引をしているため良い求人も多いと勘違いをしてしまう人は多いと思いますし、私も勘違いをしてしまった人の一人です。
実際に調べてみると親会社のディスコが関わりのある企業数は8000社で、この数で言うと元大手のエン・ジャパンと同レベルであり、リクルートと比較した場合はそれの10%にも及んでいないです。
第二新卒においては、求人の質よりも量が特に必要ということを何度も言っているのですが、キャリタス転職はそういう部分の必要条件はまず確実に満たしていません。
求人の質が高いとは言われていますが、それを裏付ける要素をほとんど提示してくれないのがステマサイトのほとんどで、良く挙げられている理由としてはディスコが老舗だからなど適当なものが非常に多いです。
実際に私が利用をした経験では、ホームページで掲げているような海外求人であったりハイキャリア求人は全体の5%ほどでした。
これに関してはA氏という元ディスコの社員からも確認をとっているため事実という認識で持ってもらって構いません。
キャリタス転職エージェントはノルマが厳しいためか連絡がしつこかった
キャリタス転職を経営している株式会社ディスコはかつては日経就職ナビという名前で新卒の就職のサポートを行っていましたが、今では日経の名前をとってキャリタス就活という形で行っています。
日本経済新聞の名を外したのは、恐らくディスコの業績が上がってきていることからディスコが日経としての力ではなく自社のブランドを前面に押し出したいという思惑があると思います。
私が転職活動を行っていた時期はディスコの業績が上がっていた時期で、実際かなり厳しいノルマを課された状態で常に業務が進んでいたと元ディスコのA氏も話していたことは覚えています。
結局その時期にA氏はノルマがきついこととスタートアップベンチャーへの転職をするというのでディスコを離れてしまったため、今の状況はわからないのですが、株価の大幅な下落を見ている限りその厳しいノルマを達成できず、やめていった人間の影響でガタが来ていると思います。
そのため、今でも当時よりも厳しいノルマが一人あたりには課されていることが容易に予想出来て、私が利用していた時でもかなりしつこいと感じていた電話はより一層しつこくなっていることが予想されますので、そういうのが苦手でごり押しの転職を行いたくない人にはお勧めしません。
キャリタス転職エージェントのメリットをまとめたサイトの情報は正しいのか?
キャリタス転職エージェントのメリットをまとめているサイトがあったのですが、それについて私が利用をした経験と、実際にキャリアコンサルタントを行っていたA氏の話を併せて言われているようなことが正しいかをまとめていこうと思います。
専任コンサルタントがつく
キャリアコンサルタントは30代から40代の経験豊富な人が付くと紹介をしているサイトがありました。
しかしながら、これに関しては正直嘘というより、使ったこともないのにキャリタス転職エージェントが提供する情報をただ単に書いているだけの可能性が高いです。
実際A氏も24歳の時から1年に10人ほどの担当を行っていたようですし、平均年齢が高いような会社でもなかったため、経験豊富なコンサルタントが面倒を見てくれることはなさそうです。
非公開求人が多い
非公開求人が多いので希望と会った求人があるという話をしていますが、そもそもキャリタス転職エージェントと密接な取引をしている会社は親会社のディスコが関わっている8000社を超えることは恐らくありません。
皆さんが利用する前に思い描いている非公開求人というものがどのようなものかはわかりませんが、非公開の求人は手放しに良い求人というサイトがかなり多いですが、これに関しては間違いだと思って構いません。
労働条件がやばすぎて普通のハローワークには載せられないといったような求人も多くあります。
そのため、キャリタス転職エージェントの抱えている求人の80%が非公開求人だからと言っていい求人ではないということは覚悟しておいてください。
セミナーや相談会が多いことはメリットだけではない
キャリタス転職エージェントの唯一の強みの一つとしては、新卒向けのビジネスがメインだったということもあり、新卒ビジネスでも受けがいいセミナーや相談会を転職でも行っていることが多いです。
確かにこの部分は役に立つことも多かったのですが、元社員に聞くとセミナーや相談会の業務を行うのもキャリアコンサルタントの仕事となるため、人材紹介ノルマ以外にもそういった業務が多くなるようです。
結果的に多忙になってしまうキャリアコンサルタントがノルマの達成を目的として、とにかく入りやすい求人に入れてこようとする傾向にあるのも、これらの業務バランスの悪さが原因となっていると考えられます。
キャリタス転職エージェントを運営するディスコの評判の悪さから見える部分とは
キャリタス転職エージェントの利用を考えている人の中では日経就職ナビにお世話になったことから、マイナビ転職などのように大手の新卒の就職支援サービスつながりで利用を考えてしまう第二新卒の人は多いかもしれません。
しかしながら、そういうときに持っているイメージは自分の手が届かないような優秀な人がサポートをしているのではないかという印象があると思いますし、私もそう思っていたことから、第二新卒の転職を考えた時に初めにマイナビ転職に登録したという実態があります。
しかしながら、キャリタス転職エージェントに関しては私が見る限りでは社内の体制が荒れ果てているために、使わないほうがいいのではないかと思います。
私が関わりを持っていた元キャリタス転職エージェントのキャリアコンサルタントを行っていたA氏も社内のブラックな環境に関してかなり愚痴を言っていた経験があります。
A氏は元々自分の仕事に対して責任を持つ傾向が強かったこともあり、たとえ時間がかかったとしてもいい転職をさせるためならば残業時間はいくらでもいいというタイプでした。
しかし、Vokersなどでも書かれているのですが、社内の雰囲気がかなり悪く会議で上っている議題なども基本的に通る前提で、効率重視の案件が通ることが非常に多かったようです。
ビジネスとしては当然のことですが、転職エージェントというとビジネスとボランティアの狭間のような業態であることから、効率化のみを重視しているような企業に任せきりにするのは非常に危険だと考えられます。
その後のA氏は平日は残業をしても、休日の出勤を減らすようにしていて、人材紹介ビジネスへのやる気をなくしているのをまじかで見ていた私はそれに合わせてキャリタス転職エージェントとの関わりも減らしていきました。
個人的な人間関係も含まれているため、やや個人的な感情混じりに感じるかもしれませんが、あまり高くないサポート力と異常な電話のしつこさで転職活動がバレるなどのデメリットを考えた場合は利用しないほうが無難なのではないかと思います。