リクルートエージェントを第二新卒で使うのは正直な話間違った選択だと考えられます。
私がそのように考える理由は、
・選考難易度の高さ
・サポート体制の低さ
・適正のある人間しか扱わない
という3つの理由からです。
第二新卒が気をつけるべきリクルートエージェントのデメリット
実際に私がリクルートエージェントを利用した時の経験から、第二新卒で利用をしようと考えている人が気をつけるべきデメリットに関してどうだったのかを説明したいと思います。
- 面談の対応がうざい
- メール対応などの連絡対応が遅い
- 特定の場面では電話がしつこい
これらの3点について簡単にまとめていきたいと思います。
面談の対応がうざいリクルート
2chでもよく書かれているのですが、リクルートの担当者との面談は本当にうざかった記憶があります。
私が転職を考えた理由は元々、家庭用のゲーム機メーカーでやっていたマーケティング業務の幅をもう少し広げたいと考えていたので、市場規模がより大きい業界にうつりたかったためです。
自分の中でもある程度正当な理由だとも思っていましたし、キャリアプランもかなり具体的だったため、これなら面談は問題ないと思いました。
ですが、そもそも面談が電話で2chでみていた通り、入社年数に応じて判断されているという部分は本当なんだなと言った印象です。
担当者の対応もだいぶフランクな感じで、自分の志望業界や、今のキャリアについて聞いてきました。
一通り答え終わると、今の会社で本当に全てをやりきったのか?や、職場環境が問題ないのにもう転職するのは早いんじゃないか?などという批判をぶつけてきました。
そういう質問事項に関しては自分の中でも繰り返し考えて、それもわかるようにキャリアの説明などをしたのに本当に話を聞いていたのかと思うような反対意見を飛ばしてきたのでイラっとしました。
それでもなんとか堪えてとりあえず希望に基づいて求人を送ってくれるという話になったので、リクルートエージェントのサポートを受けるボーダーは超えていたようなので安心しました。
ムキになってしまったり、しっかりとしたキャリアプランや転職理由を持っていないとここでふり落とされる事もあると2chなどにも書かれているので、利用を考えている人は気をつけるべきだと思います。
レスポンスの遅さが転職活動を停滞させる
2chやGoogle検索でリクルートエージェントの評判を調べていると、電話連絡がしつこいというデメリットをよく目にすると思います。
適当に記事を書いている人は、連絡がしつこい=積極的なので、サポート体制が充実していることの裏返しだから逆にいいこと!というビックリ理論でまるでメリットかのように挙げてきますがそう言った意見は無視して構いません。
私がリクルートエージェントを利用していて一番に感じた感想としては、レスポンスが異常に遅いというよく言われる評判とは真逆な感想でした。
このレスポンスの遅さがどのような弊害に繋がるかというと、他のエージェントと併用していた際の面接スケジュールのセッティングなどが停滞するという弊害が発生します。
第二新卒の場合はいろんなエージェントを併用した方がいいという話を聞いていたので、リクルートエージェント以外にもいくつか登録をしていました。
ですが、書類通過連絡後に面接の候補日を出してくれということで送ったのですが、最初に出している候補日の前日まで連絡が帰ってこないなどということもありました。
そうなると勿論、確定でその日に面接にいけるなどという事もなく、結局別候補日にずらすなどの事象も実際に発生しました。
ですので、リクルートエージェントのサポート、特に第二新卒などの若い世代のサポートに関しては期待をしていないからなのか、非常に淡白で適当だったという印象があります。
選考が進むに連れてしつこくなる電話連絡
それでは終始、連絡が淡白だったのかというとそうではありませんでした。
リクルートエージェントからの連絡、特に電話連絡がしつこくなったのは、私がワンチャン狙いで受けていた大手企業の1次を突破して、役員面接の一つ前につけてからでした。
そもそも、今まで書類選考の通知や、面接日程の連絡のやりとりはメールだったのですが、そこから突然電話に切り替わりました。
それと同時に他の企業の求人も改めて送られてきて、興味があるのであればこちらも是非受けてみてくださいと、自分が興味があると伝えた職種と少し離れたものまで入っていました。
そもそも、面接時にはそのキャリアではこの辺りしか狙えないでしょうとか上から目線で言ってきたのに、突然の手のひら返しです。
企業からの面接のフィードバックが高かったのか、そもそもそういう企業に面接で通過してからが本当のサポートの開始なのかわかりませんが、現金な奴らだという印象を受けました。
それから毎日電話連絡がきて、送った求人はどうですか?や、面接の対策もしたいので今度お時間とれますか、他のエージェント使ってますか?などと言った電話が絶えませんでした。
勿論在職しながらの転職活動だったため、そう言った時間はとれず逆にかなりの電話のしつこさにスマホをオフにして帰宅するという事も多かったです。
このように特定の状況に入った場合のしつこさは異常で、何としても自分達の元で転職させようというしつこさがあり、かなり不快だった記憶があります。
若輩者の第二新卒が選ぶべき選択肢
第二新卒枠での転職を狙っている人は長くても最初の新卒で入った会社に3年程度しか勤めていません。
これを読んでいる人の多くもどちらかというとそういう人が多く、入社後の会社の雰囲気と自分が思い浮かべていた雰囲気とのギャップ、仕事面で生じたギャップなどを理由に転職を考えている人が多いと思います。
私自身も同じで、希望していた部署につけず、つける気配もなかったことから3年目に転職を考えていた人間です。
そういう人にとっては先ほど挙げたようなリクルートエージェントを勧められない理由に引っかかってそもそも、リクルートエージェントのサポートを受けられずに終わることの方が多いと思います。
どういう人間がリクルートエージェントにサポートされるのか、そして本当にリクルートエージェントを利用する必要があるのかまとめていきます。
リクルートエージェントは完全に企業サイド
まず、最初にリクルートエージェントを利用した経験がある私からすると、リクルートエージェントは担当者をしっかりとつけてもらって、求人を出してもらうまでのハードルが非常に高いです。
例えば、私の友人がリクルートエージェントに応募した際、特に重要視されていた部分が、次に希望する業界、もしくは職種に関して今の業務内容で活かせる部分があるかどうかで、友人は営業職からの転職希望だったため敬遠され、サポートに至りませんでした。
第二新卒と聞くと、「新卒」というワードがついていることから、どちらかというと就職活動に近いイメージを持つ人が多いと思いますが、リクルートエージェントにおいてはそのようなことはありません。
ましてや、大企業に第二新卒でポテンシャル採用を目指すなどと考えているのであれば、リクルートエージェントは使うべきではないでしょう。
全てのエージェントはビジネスで、お金を払う企業側に有利に動くのは当然のことですが、担当者が付いているのに半端な人員を送っては大手の名が廃り、そういったプライドを守るためにも、リクルートエージェントには完全に企業サイドです。
未経験だが職種をポテンシャルの高さで順応できると思います、営業職だったからコミュニケーションスキルが高いのでなんとかやっていけると思います、こんな理由で企業側に人間を推薦しない、100%ビジネスなエージェントです。
それでも多くのサイトでリクルートエージェントがいいエージェント、求人の質も量も多いと書いているのは、リクナビネクストと合わさった意見が混じっていることが多いためです。
リクルートエージェントを利用したと口コミを書いている人自身も気づかないくらいに、ただハリボテの担当者がついてリクナビネクストを使っていただけのケースが非常に多いのがリクルートエージェントの大きな欠点だと考えられます。
エージェントでありながらサポートは最低限しか受けられない
リクルートエージェントには半端なキャリアで行ってもサポートを受けるどころか、リクナビネクストの誰でも見れるような適当な求人を押し付けられることについてはお話しした通りです。
ですが、キャリアだけでなく転職活動のイロハに関しても、リクルートエージェントは教えてくれないことの方がほとんどです。
運よく、もしくは第二新卒と呼ばれる立場においてもしっかりとしたキャリアを形成した人がリクルートエージェントでサポートを受けられるようになったとしても、その先の面接や経歴書の書き方で非常に苦労をすると思います。
このように、サポートをする人を選別する時点で彼らは、転職市場において大手・スペシャリストという自覚を持って仕事をしています。
一人一人が異常に高いプライドを背負っているため、転職活動における面接や経歴書の書き方と言った草の根活動のサポートは基本的に行ってくれません。
どちらかというとプロフェッショナルな仕事しか請け負ってくれないため、局所的な面接での質問に対する回答や、とっておくべき資格などのアドバイスのみです。
そのため、転職活動初心者にリクルートエージェントはあまり向いておらず、第二新卒という転職初心者ばかりの市場を取ろうというつもりも、彼らにはないと思います。
自分がリクルートエージェントを使おうと思った理由を考え直すべき
次に、どうしてリクルートエージェントを第二新卒での転職において利用してみようと思ったかについて考えてみましょう。
第二新卒に特筆されているわけではありませんが、多くのサイトでリクルートエージェントの一般的な評判ばかりが書いてあると思います。
よく見るリクルートエージェントを利用するメリットは、
・転職成功率の高さ
・求人数の多さと、求人の質の高さ
などがあるために、リクルートエージェントの利用を検討していますが、実際にそうなのかをまとめていきます。
転職成功率の高さを裏付けるものとは?
1つ目の転職成功率の高さについてですが、これに関してはかなり怪しい部分があります。
そもそも、先ほど説明したように優良企業に勧めやすいある程度実力を持った人間のみを選別してサポートをするため、当然のように転職の成功率が上がります。
それだけ考えると当たり前のことを言っているだけで納得性がないと思いますので、リクルートエージェントのサポートをこっそり落ちてリクナビネクストを使っている人の算出方法に関しては完全なブラックボックスとなっています。
転職サイトはエージェントと異なりサポート期限に限界がなく、転職が成功したため登録を解除するという人も少ないと思います。
そのため、リクナビネクストで転職を諦めた人に関しては、失敗というカウントをせずに成功した人のみカウントすることによって、転職成功率の水増しができるのです。
そのため、転職成功率の高さからリクルートエージェントを考えている人は、そういった数値もしくは評判に関してもう少し懐疑的になって考える必要があると思います。
求人数、質の高さは本当なのか?
次に求人の数の多さに関してですが、こちらに関しては正直大手の強みといった部分で私自身も多さに関しては何もいうことはありません。
しかしながら質に関してはどうでしょうか、何度もしつこくいうように市場価値が低いと下位の転職サイトに回されるケースを考えた場合は、お世辞にも求人の質が高いとは言えないと思います。
リクルートエージェントで希望を伝えてしっかりと求人を紹介してもらった、ハイスペックな人間にとっては確かに質のいい求人ばかりだと思いますが、転職市場での価値が低くサポートを切られた人にも送りつけてくる求人は異常にブラック企業の比率が多いです。
しかしそれは、リクルートが悪徳企業なわけではなく、第二新卒でキャリアチェンジを考える市場価値の低い人間にキャリア面での希望を叶えるためには入社ハードルの低いブラック企業を紹介するしかありません。
求人数が多いのでその分、未知のブラック企業も多く含まれていますので、転職サイトに飛ばされてしまう危険性も加味してリクルートエージェントは応募しない方がいいと考えられます。
リクルートエージェントにステマが蔓延る理由から逆算した無能さ
リクルートエージェント、およびリクルートグループが提供する転職サービスについてステマをする人間が異常に多いということを知っていますか?
先ほどメリットに関して、虚偽もしくは捏造で作られたものが多いことは説明しましたが、どうしてそういう意見を書く人が多いのかを説明します。
・リクルート脱落組がリクルートを推している
・大手の安心感を逆手に登録を促しやすいから
これらの2点が主な理由となります。
本当にリクルートは優秀なエージェントなのかという疑問
まず最初にリクルートエージェントに関して、私自身もハードルが高いものの、そのハードルを越えることができればいいサービスを受けれると受け取られかねないことを書いてきましたので、本当にリクルートエージェントが優秀なエージェントなのかについて考えます。
私としてはいいエージェントではないと考えています。
その理由として、ベーシックなサポートができないという点で、転職市場を良いものにしたいと考えているのであれば、転職に慣れていない人をしっかりとサポートしてこそ、真の優良エージェントであると考えるからです。
次に、ハードルを超えた時にはしっかりと良い企業に転職ができるという部分に関してですが、この部分に関しては本当にリクルートエージェントのおかげなのかという懐疑点があります。
私自身は、自分が目当てにしていた求人がなかったために、サポート期限である3ヶ月を前に、別のエージェントで転職を決めることができたために利用することをやめました。
確かに紹介されていた求人は、レベルが高く、所謂ホワイト企業と呼ばれるものばかりだったので、そのまま期限が近づいていればリクルートエージェントでどこかに転職していた可能性は高いです。
ですが、それはリクルートエージェントの力ではなく、転職する人そのものの実力ではないでしょうか。
しっかりとしたキャリアを持っていて、キャリアプランもある程度構築している人間ばかりをサポートの対象にしていれば、大手の強さで保有している優良求人に転職させることは容易だと思います。
そういった人は別の転職エージェントを利用したとしても、同じ求人の企業に入社できます。
しかしながら彼らの、求人紹介をする以外のサポートがほとんど意味をなさなかった、こちらからお願いをしないと教えてくれなかったことなどを考えると、ただ単に大手という玉座に仰け反って座った愚鈍な王様で、優良エージェントというには程遠い存在だと考えます。
元リクルートという無能集団について
それではなぜサポートが薄いのかというと、大手のプライドとして優秀な人間にしかそういったデリケートなポジション(転職エージェントの担当者)に就かせたくないからなのだと推測します。
人手が薄いことから、サポートの幅も狭まっているという印象を受けますし、そのように人員が薄くなるのはリクルート自体が激務かつテクニカルな仕事を要求されるからでしょう。
転職の情報や、ビジネス界隈の情報を集めているとたまに目にするのが、元リクルート出身者があくせくステマをしているところです。
もちろんリクルートに入社することが出来たという部分はすごいとは思いますが、何故リクルートを離れて元リクルートの肩書きを使うのか。
結論から言うとリクルート社内でお荷物になった人間が、独立という隠れ蓑を使って自分のプライドを維持しているというパターンが非常に多いからです。
リクルートは普通に働き続ければ、今の社会の中では上位10%くらいの暮らしをすることができます。
しかしなぜ、元リクルートの人間はリクルートという超エリート企業を離れながらも、独立と言って勤めたままでもできた仕事に行くかというと、企業のお荷物というポジションに耐えられなかったからだと思います。
そのような人間に残されている道としては、リクルートのサービスのステマをし情弱を流し込むことで、アドセンス収入を獲得する、個人でやっている転職ビジネスでハードルを超えられなかった情弱をブラック企業に流すということだけです。
なので、皆さんも元リクルートを見かけたらその人が過去の肩書きにしがみ付いただけの落伍者であることをしっかりと認識し、温かい目で見守って、勧めるサービスは利用しないよう心がけましょう。
大手の安心感を逆手に取ったステマ手法に気をつけよう
元リクルートの人間が、どうしてリクルートエージェントを勧めるのかは脱落しやすいリクルートに流し、落ちてきた人を拾って自らの手でブラック企業に入社させるという手段が取りやすいからというのは説明した通りです。
しかしながら、そういう人以外もステマをしているのが現状です。
なぜステマをしているかというと、リクルートエージェントが大手であるため、実際に利用をしていない人間でも簡単に記事を書くことができますし、口コミなども集めやすいからです。
しかしながら、リクルートエージェントの口コミは大体70%が適当なエージェントの成功例をリクルートエージェントの手柄として書き換えたもの、もしくはリクナビネクストを使って転職した低キャリアの人間の口コミになります。
第二新卒を狙っている人であれば、ある程度のキャリアを持っていますし、大手のエージェントを使いたいという気持ちを持っていると思うのでそう言った甘い誘惑に騙されてしまうかもしれません。
ですが、それらの評判が嘘であるということをしっかりと認識して、本当に自分にあったエージェントを探すべきだと思います。