DODAのネットでの評判はかなり高かったものの第二新卒の私が使った結果としてはあまり良いものではありませんでした。
具体的にあまり良くなかった部分としては、
- 言うほど求人の質が良くない
- こちらの要望にあまり応えてくれない
- 電話がしつこい
と言う3点です。
また、転職評判サイトでも一般的に高い評判を誇っている理由に関しても併せて説明していこうと思います。
DODAは第二新卒では使う価値なし?
DODAを転職活動で利用した際に感じたことは、第二新卒というある程度わがままの効く唯一の転職市場において、利用価値がないということでした。
第二新卒枠での転職を始めた時に私が思い描いていた転職活動は、職種・業界問わずポテンシャルでの採用面が強くある程度融通の効く転職でした。
しかしながら、DODAはそういった部分への対応力が弱いのか、現職を軸にした転職活動しか提案をしてくれなかったため、非常に不満を感じました。
具体的に良くなかった点は冒頭で述べた3点となり、それらについて個別にまとめていこうと思います。
DODAの求人の質の良さをいうサイトは嘘?
DODAの評判をネットで調べていると求人の量がかなり多かったので選択肢の幅が広いという意見を一番多く見かけました。
確かにその評判に関しては正ですが、中には大手ばりの求人の多さであるなどという、転職の評判をドヤ顔で書き殴っているとは思えないようなことを書いているサイトがあります。
間違ったことを書いているわけではないのですが、リクナビマイナビのように有名な転職サイトを有していないだけでDODAは間違いなく大手のサービスです。
揚げ足を取るようになりますが、こういったサイトがなぜDODAを大手と認めたがらないかというと、求人の質の悪さが問題なのではないかと思います。
大手であるならば多少求人の質が悪くても仕方がない、紹介された求人の中に混じっていても自分で弾くようにすれば利用するのには問題ありません!という切り返しが可能になります。
ですが、正直いって私が紹介された求人の内容は、
- こちらの要望は無視した営業職
- 条件面を無視した契約社員等の求人
- 巷で有名なブラック企業の求人
これらの求人ががっつり混じっていました。
確かに自分で弾いてマシな求人に応募するということも可能になるのですが、最初に紹介する求人というのは後々になって、貴方にあっていると思ったから紹介したので応募しませんか?という誘惑に載せられやすくなります。
転職活動があまりうまくいかなかった場合で、特に自分の要望をメインで進めていた場合は特に弱気になってくるので判断力が鈍り応募してしまいそうになります。
それを狙ってなのか、それとも求人の選別能力や、業界事情に詳しくないことから天然で出してきているのかわかりませんが、結果的にそういった方向には持って行きやすくなります。
少し曰く付きであったり、明らかにエージェント側が入れたがっている求人(紹介手数料がおそらく高い)が多くなっているので、DODAでの転職は思うようにいかずに焦った時ほど転職の軸を元に冷静に選別する必要があると思います。
DODAはキャリアチェンジに向いていない
次にDODAがこちらの要望に応えてくれないと言う点ですが、求人面に関しては述べた通りですが、転職の軸を決めると言う点でもそれはまた然りでした。
第二新卒と言うことで基本的に社会経験もキャリアアドバイザーよりも少ないのは確かです。
彼らはそれを逆手に取って、「一般的にはこういうルートを取ることで貴方の希望通りの転職になります」とか、「そういう考え方で転職の軸を考えるのは甘すぎる」といったようなイチャモンをつけてきます。
挙げ句の果てに、第二新卒は甘い考え方の人間が多いからなどと一括りにされて、いう通りにやれば転職は上手くいくし、最終的には希望のキャリアにも進めるといったことまで言われました。
そうまで言われて少しは言うことを聞いてみようと思って求人を出してもらったとしても、業界は合っているものの明らかに人手が抜けやすい営業もしくはプログラミングの部署でした。
自分としてはある程度固い意志と、この時期に転職という世間的には継続力がないとまで考慮されるデメリットもしっかり説明できるように考えていても、担当者の心には響かなかったようです。
結果的に不満な点が多かったために、担当者を2回変えてもらっているのですが、引き継ぎでそういったことが伝えられるのか、同じような要望を出しても軽くいなされる程度で受け入れらることはありませんでした。
担当者に当たり外れがあるという話もよく書かれていますが、これは恐らく当たり外れというよりも、ある程度適性が見えている人間しか送り込みたくないという、大手なりのプライドが邪魔しているようにも感じました。
評判サイトでは大手ではないかのように書かれているものの、実際フタを開けてみるとプライドを振りかざして、転職先を操作する悪徳エージェントとしか感じませんでした。
DODAの電話のしつこさは異常、この電話番号は着信拒否で問題なし!
最後にDODAからの連絡がしつこいかどうかについてですが、タイトルに書いている通りかなりしつこかったです。
特に転職の軸を希望通りに決められないことから、結果的に利用をやめたのですが、出していた求人は全て消化してから放置という形で利用を止めていました。
すると、担当者との連絡を取らずに1週間ほど経つとフリーダイヤルから電話がかかってきて、転職活動は現状どうなっていますか?といった内容の電話がかかってきました。
自分としては、担当者にも言われる通り自分が甘い部分も合ったかもしれないとある程度自分自身でも転職の軸を考え直したかったため、一旦休止という形にしたいというと承諾はしてくれました。
それを伝えた次の日には担当していた方から電話がかかってきて、こちらも転職のサポートができる期間に限界があるので早めに決めて欲しいということを伝えられます。
一応大手であるため自分としてはキープして起きたかった事もあり、曖昧な回答をしているとその次の週から電話とメールのラッシュが止まなくなりました。
具体的には新規の求人があるので目を通して欲しいというような担当者からのメールと電話、サポートセンターからももう少し頑張れば上手くいくし、希望があれば担当も変えますというような内容でした。
メールに関しては夜の22時とかにも普通に送られてきて、DODAどんだけブラックなんだよと思う事もありましたが、企業側の考え方としては一度掴んだ獲物は逃したくないといった感じなのだろうと思います。
実際第二新卒はある程度洗脳がしやすく、ブラック企業に口車に乗せて入れやすい事もあって、かなり重宝するため手放したくなかったのではないかと感じました。
同じような状況にあった人がいるのであれば、こういう状況ではしつこいと感じたタイミングで退会することがベストな選択であり、しつこい担当者と上手く転職ができる確率は限りなく低いので気をつけましょう。
DODAの評判が異常に高い理由を考察
DODAの評判が異常に高いのは多くのステマサイトによってステマをされているということが1番の原因になっています。
転職という情報の正確性が非常に重要になる局面で、嘘の情報を流して人々の時間を無駄にするよう強いる嘘の評判サイトの存在を正直私は許すことができないと思っています。
特に先ほどまでに説明したように、DODAは総合型転職エージェントでありながら、ある意味営業職に特化したエージェントであり、それ以外の求人を求めている人にとってはかなり使い勝手が悪いです。
- DODAをステマする意味はあるのか?
- DODAのステマサイトの特徴とは?
この2点について詳しくまとめていこうと思います。
DODAをステマする意味はなんなのか?
DODAをステマするサイトが多い理由の一つとして挙げられるのが、リクルートエージェントと同様でDODA出身の評判サイト経営者が多いということです。
リクルートエージェントの説明とほとんど一緒になってしまうので、詳しくはそちらを参考にしていただければいいのですが、端的にいうと元出身の経歴を利用してここがいいなどと言うと謎に説得力が上がることにあります。
しかしながら彼らがやっているのは、DODAと同じことに過ぎず、独立する意味必要性を感じない転職業界において、結局DODAドロップアウト組ですので気にすることはないと思います。
信用ならない理由としては、もともと内部にいたはずなのに他の評判サイトと同じようなことしか書いていないことです。
そして2つ目がDODAの場合、有名な転職サイトを持っていないことから、掲載料のみで稼ぐと言うことが難しくステマをしてもらってしっかりエージェントに人を流して欲しいと言うことがあると思います。
大手の強みが一応あるので、豊富な求人数を誇っていて、例えブラック企業が混じっていたとしても数推しでいけば勧めやすくサイトを作れます。
DODAの側もある程度のアドセンス報酬を払うように設定すれば、いろんなサイトが優先的にいい評判を挙げてくれると言う事もあり、情報操作も同時に可能になり、効率的に人を集めることができるようになります。
二枚舌はステマの常套手段なのか?
DODAの評判のみならず、ステマサイトでありがちなのが二枚舌であると言うことです。
例えばキャリア●オリーというサイトでは口コミの評判はいい意見ばかりで評価も高いのですが、本当は良くないかも!?といった内容のページも作っています。
これでは無理やりやっているので、バレてしまうのではないかと思う人はいると思いますが、検索で見た人は基本的に回遊しないため、矛盾点に気づかず登録してもらうと言う事態に陥るのだと考えられます。
ですが、二枚舌は確実に優柔不断な私たちのような人たちを損させるために存在しているので気をつけましょう。
と言うのも、同サイトで意見が真っ二つに別れたサイトを作るのは、SEOで拾いにくい部分までかばって、DADO悪評などの検索でも引っかかるようにしているようです。
かなり汚いやり口でアクセスを稼ごうとしているわけですが、彼らの経営している転職サイトあるいは紹介しているエージェントの権威が傷つく事もあまり考えていません。
このように第二新卒に対してある程度サポートができるのではまだしも、良くないと思っている方は一旦利用のを明確にしてから使う方がいいでしょう。