無職の私が転職・再就職をした本当の理由とは?

私は新卒一年目でパチンコメーカーに入社をしたものの、自分が思い描いていた仕事とやっていた仕事のギャップに戸惑いを感じ、結局3年でゆとり退職を決めてしまいました。

そこから約2年間はパチプロとして、生計を立てて生活をしていたわけですが、その時の暮らしぶりについて、そしてそこからどうしてまた再就職をしようと思ったかを書いていきたいと思います。

これから再就職を目指す人や、これから正社員として働く人にとってこの時間の使い方の違いなどは参考になるのではないでしょうか。

時間の流れ方が全く違った無職時代

今現在、無職もしくは職を離れている人はどのような時間を送っていますでしょうか、有意義な時間を送ることができていますか?

この記事を読んでいる人の多くがだいたい20代中盤から30代あたりの方だと思いますが私が職についていない時期もまさに20代中盤の時期でした。

この項目では社会人時代の時間の過ごし方と、無職時代の時間の過ごし方を比べてみて、その結果私が再就職をしようという考えに到るまでの経緯を説明していこうと思います。

この記事を読んでもし自分が今無為な時間を過ごしていると思った人がいたのならば、これを機に転職・もしくは正社員を目指すきっかけになれば幸いです。

パチンコメーカー勤めの時間の過ごし方

私は一般的な9時始業の17時終業という就業時間帯の会社で働いており、残業時間はパチンコメーカーということで、ゲーム会社やIT企業と同じような感じで繁忙期は多いものの繁忙期でなければ定時に帰社という形をとっていました。

そんな私の基本的な1日を羅列していくと、以下のようになります。

6時30分 起床・シャワーを浴びて出社の準備

7時30分 自宅を出発

7時40分 満員電車に揺られて会社へ向かう

8時40分 会社に到着して朝のメールチェック

9時00分 始業

12時30分 お昼ご飯

18時30分 その日の仕事を終えて帰路に着く

20時00分 最寄駅に到着し、スーパーか松屋で夕飯を買う

25時00分 ゲームなどの趣味を終えて就寝

という形で、1日を終えていましたが、この暮らしではただ単に生きるために働くということしか感じることができず、仕事に対する面白さなどを感じるタイミングが皆無でした。

その1番の原因が、自分の理想と現実のミスマッチで、こうなるともう仕事をやめたくてたまらなくなってきます。

パチンコメーカーとなると給料は高いという印象があると思いますが、マルハンなどのパチンコ屋経営の会社はある程度高い給料なのですが、メーカーの場合はかなり低いものでした。

この生活を22日続けた場合、残業時間が月にだいたい20時間程度になるので、手取りで大体17万円ほどと贅沢な暮らしぶりなどほぼ不可能な額の給料しかもらえていません。

ボーナスに関しても、業界動向が悪化していることで、パチンコ台の売り上げが低下しており、そのせいでボーナスは年間4ヶ月分支給ですが、業績を加味して4割カットは基本でした。

業績が悪いため昇進もほとんどなく、給料も3年勤めて一円も上がることはない人がほとんどなのに、責任感だけ持たされて正直クソな人生の典型という感じでした。

デメリットは書いてきたことで、生きている感じが全然しなかったことや給与の低さ、メリットは正社員でいるくらいしかありません。

パチプロ時代の時間の過ごし方

次にほぼパチプロをしていた時期の生活リズムについても、同様に書いていきたいと思います。

朝が早いのが苦手だから正社員をやめたいなと思っている人にとって正直パチプロは向かないのではないかと思うほど、パチプロの朝は早かったです。

7時00分 起床・シャワーを浴びて出発の準備

8時15分 出発・満員電車に揺られて前日調べていたパチンコ屋に向かう

9時15分 目当てのパチンコ屋の最寄りに到着・抽選列に並ぶ

10時00分 入店・目当ての台を確保できれば遊技・できなければ徘徊

14時00分 当たり台を掴んでいれば続行

17時00分 ハズレ台だった場合は、自宅近辺のパチンコ屋で徘徊

22時30分 遊技終了・帰路へ着く

24時00分 帰宅途中に調べていた次の日に行けそうなパチンコ屋のデータチェック

25時00分 就寝

という感じで、社会人時代と比較すると正直ほとんど変わりがないような感じだと思います。

私の場合は平日土日共に動いており、休みは疲れたタイミングで取っていたので最盛期ではこの生活を1ヶ月のうち28日ほど行なっていました。

大体1日の上がりとしては、マイナス6万円からプラス15万円と変動があるものの、平均して鳴らすと大体1万5000円ほどで、月の収支は大体25万から35万円でした。

社会人時代と比較した場合は、課税対象になりづらいことなどを考えると大体10万円ほど多く収入があったため、食事なども豪華でしたし、2ヶ月に1回ほどは旅行などもしていました。

この生活のメリットとしては、日々の収支が明日の生き死にに関わってくるということで、生きていることをより実感できたことや、ある程度裕福な生活を送ることができたこと。

デメリットとしては、いくらいいパチンコ屋を探しても、収支が安定せず連敗が続くことがあったために、日々の生活に常に不安を抱いていたことでした。

しかしながら、責任感を問われることなどもなく、基本的に実力勝負の世界だったこともあり、精神的に追い込まれることは少なく、気楽な生活をできていた時期だったとも言えます。

就職をしようと思ったきっかけは?

そんな感じである程度気楽な生活を送っていた私がどうして就職をしようと思ったかというと、体調面の不調が多く続いたことが1番の原因でした。

昔テレビチャンピオンという番組で、パチンコ王決定戦などが行われていた時期に出演者の一人であったベンツ小林という人が番組内で、パチプロは体が資本と言っていた通り、パチプロは体を壊したら始まらない集金手段でした。

また、1日のうちのほとんどを空気の悪いパチンコ屋で過ごすことや、当たり台を掴んだ時に食事を取れないことなどから体調を崩しやすい環境にあり、これ以上続けていくのは困難だと判断して再就職を決めました。

もう一つの理由としてあげられるのが、収支の額に限界を感じたからということです。

当時私は、基本的に一人で動くスタイルだったため、集団で動いている人の収支と比較した場合は、大体2倍くらいの差があったために限界があるソロプレイでは将来が見えないと思いました。

次の就職先に選んだのが、自分が一番興味のあったソーシャルゲーム業界でした。

パチプロという経歴を使うことはほとんどなかったのですが、場所によっては無職期間の生計の建て方について興味を持つ企業もあり、その時には正直に話していました。

基本的なパチンコの勝ち方としては、釘読みなどの基本的な技能の他に、パチスロで言えばデータの分析などが重要になってくるため、そのあたりをうまい具合に説明することで逆に好感度が上がるということもありました。

そんなこんなで、再就職に成功したのですが使えるエージェントに限りがあったため正直、無職の状態での就職活動はかなり難航したと私の中では思っています。

再就職で使えると思ったエージェントは優先度順に下記の通りになります。

1番のオススメとしてはマイナビエージェントとなり、このエージェントの場合はまずエージェントを利用できるかどうかのハードルが他の大手のエージェントと比べて低いため、無職期間が長くても利用することができました。

リクルートエージェントは最大手ではありますが、サポートを受けるためのハードルが高いことがネックだと考えられ、またサポートの期限が定まっているなどのこともあり、他の企業も勧めてくるなど、単願する場合には使いづらさも目立つエージェントです。

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