ビズリーチは第二新卒が使うと評判が悪い理由とは?

ビズリーチは第二新卒にとって使えるかと言われるとかなり微妙なサイトだと私は思いました。

とにかくだるいのが、スカウトメールと悪質なほどに送られてくるエージェントからの直接会ってから一緒に転職をしましょうというメールです。

そういうメールは基本的にビズリーチの基準に満たない求人ばかりを紹介してくるので、ほとんど使い物にならないと考えてもらって構いません。

ちなみに、ビズリーチはハイキャリア向けの転職サイトではありますが、実際のところ第二新卒も利用可能なサービスですが、正直第二新卒にとって向いている求人があるかと言われると無いと断言できるレベルでした。

釣り求人だらけのビズリーチの使用感はどうだったのか?

ビズリーチは2007年に創業された転職サイトで、当時としては珍しくユーザーが課金することによって、より良い転職機会を得ることができる名を打って開始されたサービスです。

しかしながら、普通であれば無料で提供されるはずのサービスが課金によってどう変わるのかがかなり怪しかったため、結局課金システムはかなり廃れてしまって、今ではただの少しだけ上等な転職サイトといったところです。

どういったところがビズリーチの良く無いところなのか。

そして、第二新卒にとってどういう部分が使い物にならなかったのかについてまとめていこうと思います。

ビズリーチ登録までの流れと、スカウトメールについて

ビズリーチに登録するのに必要なものはメールアドレスとパスワードの設定で、登録を終えると職務経歴書の記入のお願いがきます。

基本的にビズリーチを利用するために一番重要なのがこの職務経歴書で、これに関してはかなりしっかりと書かないとほとんど求人の紹介メールがきません。

かなりしっかりと書き込んでようやく週に2−3通の求人からのコンタクトが来るくらいなのでこの経歴がかけない程度の人であればビズリーチには向かないと考えられます。

求人からのスカウト以外にもメールが来るのですがそれは中小のエージェントからのいわゆるヘッドハンターメールとなります。

この2種類のメールに関して詳しく説明していこうと思います。

求人との直接のやりとりのメールのついて

求人と直接交わすメールは基本的に企業の人事部とメールのやりとりをするのですが、こういうメールに関してはほとんど来ないと思います。

人事部の人間もそこまで暇ではないので、ビズリーチの内容を逐一チェックしているということもないです。

そのためこういった内容のメールが来るのはかなり稀か、普通のエージェントでは相手をしてくれないようなブラック企業やスタートアップのベンチャー企業でのみ送られてくる場合なので、会社の概要を調べてしっかりと対応していくようにしていきましょう。

エージェント経由で送られてくる求人メールについて

先ほどの求人との直接やりとりを行うことはほとんどないのですが、エージェントを経由した求人の募集を行なっている会社がかなり多いので求人メールに関してはこういったエージェントとのやりとりがメインになります。

しかしこのメールも基本的にそのまま直接求人に応募できるのはかなり稀で、エージェントに登録してからのやりとりとなります。

そのため、いい求人であってもただ単にエージェントに登録させるための口実とした釣り求人である可能性も若干あり、そういった場合はこういうメールに応対するのはかなり無意味な時間を過ごすきっかけとなるので気をつける必要があります。

求人の内容は本当にいいのか?

ビズリーチの求人の質に関してはステマサイトがかなりいい評判を書いていることによって求人の質がかなりいいと思っている人が多いと思います。

しかし、先ほどのメールの内容にもある通り、釣り求人の存在もいくつか確認されているので一概にいいとは言えません。

とは言え、同じような形態のサービスを提供しているミイダスなどと比較した場合、転職を考えている人たちが求めていないようなタクシードライバーの求人であったり、工場作業員といったレベルの求人がほとんどないのでそこに関してだけ見ると求人の質はいい方だとは思います。

紹介される求人の質に関しては、上述した通りはっきりいって怪しいものが多いため、いい悪いの判断ができません。

ですが、掲載求人に関して言えば年収600万円以上の求人しか載せていないということもあって、職種や企業の情報の参考として眺めるにはビズリーチはかなり使い物になるものだと考えられます。

口コミでも言われている通り、ビズリーチの登録者のレベルが非常に高く、それを求めて登録する企業も多く、その分ハイレベルな求人を出しているようです。

ちなみにビズリーチの登録者の平均レベルでいうと、

  • 英語力 TOEIC700点以上 40%
  • マネジメント経験のある人 55%
  • 大学卒業以上の学歴 80%

となっていて、非常にレベルの高い登録者になっていますのでこれが本当であれば、その中で第二新卒として戦っていくのは若干厳しい面もあるかと思いますが、この登録者のレベルの高さにも裏があるため、実際は第二新卒でも戦える可能性はあります。

課金システムが廃れてしまった理由はサービスの質の悪さ?

先ほど登録者のレベルが高いと書いたのですが、これに関しては少し前のデータとなるので今とは若干異なる可能性があります。

というのも、こういったサービスは利用を停止されることがなく、最初に登録した人がずっと残っていることもあって、登録者全体のレベルを引き上げ続けるということがあるからです。

一番最初の項目に書いた通り、ビズリーチにはもともと課金システムがあり、それによって注目を浴び、それにプラスしてハイキャリア向けという転職サイトだったこともあり、サービス立ち上げ当初はかなりハイキャリアの人間も多く登録していました。

その時の登録者の割合は大卒の割合が95%を超えていましたし、マネジメント経験者も70%と非常に高く、そのため今でもその当時の人がいまだに残っているということもあり平均的な登録者のレベルを引き上げることに繋がっています。

しかしながら、課金サービスが上手くいかなかったことにより当時の登録者も非アクティブユーザーになっていき、企業側が求めている人材イメージとかけ離れていったことにより、求人からの直接やりとりもなくなり、企業の人事部が常にチェックするということもなくなりました。

課金ビジネスが上手くいかなかった原因としては、課金をしていても課金をしていなくても受けられるサービスが基本的に変わらないというところです。

転職サイトのスカウトサービスは基本的に企業側がお金を払って送るというのがメインとなっていますが、ビズリーチの場合はユーザーに課金をさせているため企業側が無料で送ることができるメールが存在します。

しかし、今までの常識的に企業側も無料でメールを送る習慣を持っていないことや、無料で遅れるメールが一斉送信メールだったりすることもあり、無料で送れるスカウトメールの方がユーザーに需要がないことが多く、結局課金をしなくてもサービスを十分に利用できるという判断にいたって課金をする人が減っていきました。

課金をする人が減っていくことによって、登録者を増やしていかないとサービスが立ち行かないことを見越して、ビズリーチ側も登録者の幅を広げたりしていくことで、今までハイキャリア向けだったものが準ハイキャリア向けに成り下がりました。

そうなると他の転職サイト、スカウトサービスとの差異がなくなって、ビズリーチ自体の需要も減っていき利用者も減りました。

その結果企業側も、ユーザーもアクティブユーザーが減り結局動いているのはヘッドハンターと呼ばれる中小エージェントのみとなり、ビズリーチの現状の使い道があまりないという状況を作り出しています。

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