DeNAはインターネット事業を行なっている会社で、一番有名なサービスとしては、ゲーム事業であるモバゲーが最も有名だと思います。
そのため、ゲーム業界を志す人にとっては是非受けてみたい企業だと思いますので、どのような面接内容だったのか、どうのエージェントを使うべきなのかを解説したいと思います。
DeNAは野球チームである横浜ベイスターズを保有するなど、今となっては日本でも有数の有名企業ですが、かつてはそこまで高い敷居の企業ではなかったことは確かです。
しかしながら、現状では名前が売れていることなどから考えて入るハードルが高いと考えている人がいるかもしれませんが、実際はそうでもないということも併せて説明していこうと思います。
DeNAの入社難易度はそこまで高くないのか?
この記事ではDeNAに転職するために覚えておくべき知識や、選ぶべきエージェントなどのDeNAを目指す人に向けた情報を数多く提供していこうと思います。
エージェント個別の評判で調べていると、素人が片手間に書いていて誤った情報が多いので気をつけましょうと言いながらも、結局素人に書かせているのが自分たちという極悪非道なサイトもあったりするので、企業ごとで説明してよりいい情報を提供できればと思っています。
説明する項目に関しては、
- DeNAの成り立ちと求める人材像
- DeNAを実際に受けた感想
- DeNAの面接の口コミの紹介
の3点について説明していこうと思います。
DeNAが欲しがっているのは若くて時代を読める人材?
DeNAが設立されたのは2000年以前で、最初に始めたサービスはインターネットオークションであるビッダーズで、その後もモバイルゲームにたどり着くまではインターネットを介したモノのやりとりを行う事業をメインにしていました。
ビッダーズのシステムは楽天に買収されたものの現在ではKDDIと提携して、モバオクという子会社を使ってショッピング、オークションサイトを経営しています。
DeNAで最も有名なサービスであるモバゲーを立ち上げたのは2006年で、これは株式会社モバコレという子会社を立ち上げて始めたものでした。
ガラケー全盛期の時代に一世風靡したモバゲーですが、今ではユーザーもかなり減っていてYahooと提携したPCブラウザー版のYahoo!モバゲーもぶっちゃけた話オワコンと化してきています。
しかしながら、ゲーム事業に関してはほとんど手を抜くことなく続けており、そういった状況の中で、もう一度モバゲーが浮かび上がるべくトレンドを先読みできて、新しいコンテンツの企画をできるような人材を募集していると私自身が面接を受けた経験、口コミを集めてみた経験から感じています。
DeNAでゲームに関わりたいという場合に考えられる選択肢は主に2つあり、1つ目は本社であるDeNAに入社をし、モバゲー内での新規ゲームの企画立案を行うことです。
これによって、新しい流行を作り上げられる可能性があるというのが、本社に入社してやりがいのあることだと思いますし、一生ベンチャーという社内方針を掲げていながらも、巨大企業であることから、資産をふんだんに活かした企画をできるのもDeNAに入る旨味と言えるかもしれません。
もう一つの選択肢としては、ゲームの運営をメインで行なっているDeNA GamesというDeNAの子会社に入社することです。
こちらに関しては、ゲーム内のイベントの企画などをメインに行なっているため、新規ゲームの企画には携われないものの、自分でイベントを立案して、それによってどれほどの集客を得ることができたか、どれほどの収益が上がったのかが目に見えてわかるのが面白みだと思います。
DeNA本社でのゲームに携わるためには?
まず最初にDeNAの本社の面接を実際に受けたことがある私の経験をお話ししようと思います。
転職におけるDeNAの面接は全部で3回あり、最初が人事と課長レベルとの面接、次に部長レベルとの面接で最後が役員との面接になりました。
私の場合は、ゲームのクリエイターではなく、市場を加味しながらの新しい企画の立案ができたらいいということで、デジタルマーケターの職種での採用を目指していました。
面接で聞かれたことは、1次面接で聞かれたこととしては、ゲームに対する気持ちがどうというよりも、最新のDeNAの動向であったり、DeNAの業績が2017年から下降傾向にあるにも関わらずどうしてDeNAを受けるのかという部分について聞かれました。
受け答えの部分で重要なのは論理的な思考で、自分なりの回答ができるかどうかであったり、新規のサービスについてもある程度分析できているかなどが問われました。
2次面接では主にゲームについて聞かれたことが多かったという印象があり、この点では他のゲーム会社であるCygamesとは逆ですが、1次面接で基本的な受け答えができるかというDeNAに入りうる基礎能力を測っていると判断しています。
そして2次面接で重視されるのが、DeNAと如何にマッチングした人材であるかを判断される場だと考えれば良いと思いますが、面接官が部長クラスだといっても、社内の平均年齢が低いこともあり、自分の好きだったゲームであったり、自分がモバゲーのサービスで好きだった部分や、嫌いだった部分についてある程度フランクに話すことが最も重要だと思います。
最終面接まで進むとここからはほとんどが出来レースとなるわけなのですが、そのあとは最終面接に到達した人の中で、優先順位をつけてから、足りていない部署ごとへの振り分けが行われているのではないかと噂されており、ここでエージェントパワーや、力量によって落ちる落ちないが判断される運ゲーとなります。
基本的な面接は本社オフィスで行われたので、都内に住んでいる場合は問題ないと思いますが、地方在住であっても支社などでの面接になるため問題はなさそうです。
DeNAの転職で使うべきエージェントとは?
次にDeNAの転職で使うべきエージェントは何よりも優先度の高さとしては大手のエージェントとなります。
DeNAは2次面接と最終面接で2回部長クラスの人と面談をするのですが、その面談の資料を役員クラスの人間で入社させるか否かの判断を行なっている、やや特殊な形態をとっています。
他の志望者と自分の評価がほとんど同じと判断された場合は、最終的に信頼にたるエージェントからの紹介だったのかどうかなどが重視されるのがこういう転職の場でよく起こることですので、自分の力を出し切ったとしても運ゲーになってしまう悲しい現実があります。
私の場合はDeNAの最終面接に関しては、部長クラスの知り合いの方を通してほぼ合格間違いないと聞いていたのですが、結果は不合格でした。
詳細を聞くと役員判断で、同じくらいのレベルと判断されたために、結局はエージェントパワーが大事になっていたということで、その時に採用された人が使っていたエージェントがマイナビエージェントでした。
私は、インターネットの検索で引っかかっていたほぼ個人営業レベルのエージェントであるア●シスというエージェントを使っていたのですが、やはりこういう部分で小さいエージェントに任せることはよくないと思います。
確かにそういう人々は、この企業とのやりとりは長く私たちに任せてください的なことをインターネットに書いていますが、そういうエージェントの強みとしてはネット上で少しだけ企業ごとの対策について書くことができる程度で、実際の使用感としてはやはり大手エージェントの方が高いと私は感じます。