dodaが評判の悪いブラック求人紹介が多い理由とは?実際に利用した感想

転職時に利用した「doda」だが、2chなどの掲示板では、しつこい電話連絡が多いなどと評判は悪く、ボロクソに書かれていることが多い。

特に、掲示板などの悪評で多かったのが下記2点。

・しつこい登録後の電話連絡
・求人案内メールが大量に届いた
・元dodaのサイト運営者が評判を操作

ただ、ネット上をよく見てみると異常に高評価をしているサイトもあったが、これにはカラクリがあった。

というのも、dodaを高評価しているサイトの殆どが、dodaからの登録紹介料欲しさに、アフィリエイトサイトとしてステマしているだけだからだ。

そうしたサイトの口コミでは、悪い評判については黙殺している評判まとめサイトが多い。

一部の評判サイトがdodaで以前働いていた元関係者によって運営されていて、古巣を賞賛することでアフィリエイト報酬を貰っているタイプの歪め方をしている輩もいるから注意が必要で、自分も騙されて登録させられた。

ここでは、doda出身者アフィリエイターの手口、ネット上の本当の評判について、実際にdodaを利用したユーザーとして利用した感想をまとめておく。

元doda出身者などが運営する評判まとめサイトの嘘臭い評判に騙されないために

元doda出身者、リクルートエージェント出身者などが運営する「転職エージェントの評判まとめ」を参考に、転職エージェントを選んだが、全体的にサイト運営者に評判が操作されていて嘘臭い口コミが多いと感じた。

下記のyoutube動画でも、そういった評判の闇について触れられていたので、リンクを貼っておく。

上記の動画でも言われているが、dodaはリクルートエージェント以上に、出身者(dodaとは現在は無関係)によるアフィリエトサイト運営が顕著で、悪質だと感じるのが、以前まではdoda出身と謳っていたのに、5chなどで叩かれてからは、facebookもlinkedinも隠してしまったみ◯◯◯さんなどが5chで有名。

繰り返しておくがdoda自体に、その落ち度はなく、独立したくせにロクな新規ビジネスも作れず、いつまでもアフィリエイトサイトで食っていこうとする様を見せつけられると一抹の悲しさを禁じ得ない。

恐らく運営者自体も自覚があってのことだと思うのだが、家族もいる状態で独立して、恐らく家計も苦しいのではないかと思うので、暖かく見守っていこうと思う。

ちなみに、独立者以外にも評判まとめ系サイトを運営している人は多いのだが、特に、個人的に信用できないと感じたサイトが下記のような内容だった。

・利用者500人の口コミを集計したサイト
・元転職エージェントが各エージェントを評価するサイト

上記のような「転職エージェント口コミサイト」の場合、利用者をエージェントに登録させるアフィリエイト報酬目的で、口コミを操作しているので、根拠の薄い内容が多く全く参考にならない。

dodaについても500人から調べた!などと言って、エージェントの特徴が書かれていても「1位:リクルートエージェント!」「2位:doda」などと登録を誘導してくるだけで、全く当てにならない。

特に、元転職エージェントが書いているブログ記事などでは、自分の出身エージェントに配慮して高評価しているだけで、ブラック企業を紹介された事例などの深刻な口コミには全く触れておらず、信用しないほうがいい。

元エージェントが語るdodaの評判のステマについて

dodaの評判を調べて感じると思うが、元転職エージェントが利用者の口コミを評価して、特定のエージェントを利用するように誘導してくるステマサイトが多い。

とにかく彼らは古巣に配慮してか、悪い点について書いていても、古巣を刺激しない程度の無難な内容を書いているだけで、結局はDODAに登録するように誘導してくる。

説明するのに都合の良い口コミのみ抜粋して、ひたすら長い無意味な文章を書いてから、dodaかリクルートエージェントを利用するべき!とまとめる傾向があるのは明白。

具体的には、doda出身者と自称する「元転職エージェント」が、それぞれの転職エージェントについて裏事情と称して(実際には古巣に配慮して全く裏事情は語られない)評価するが、ステマのようにしか見えない。

実際に評判を投稿している人の属性別に分類すると、下記のイメージになる。

評判を投稿した人 利用した感想 評価 分布
一般の利用者 希望の転職ができて高年収、ホワイトだった 満足 8%
転職できて普通だった 普通 7%
そもそも転職できなかった 悪い 57%
転職できたがブラックだった 最悪 28%
2chの利用者 希望の転職ができて高年収、ホワイトだった 満足 2%
転職できて普通だった 普通 4%
そもそも転職できなかった 悪い 1%
転職できたがブラックだった 最悪 93%
アフィリ業者 希望の転職ができて高年収、ホワイトだった 満足 100%

上記のように、一般の利用者の場合は、それなりに比率で悪い感想を持っている利用者がいる一方で、2chなど掲示板での利用者は基本的には悪い評判をつける傾向が強い。

一方で、dodaの宣伝をしているdoda出身者やアフィリエイト業者は、良い評判を流そうとしてくるので、基本的には評価も最高をつけて紹介しがち。

ネット上で表出してくるのは、検索エンジン対策をしたアフィリ業者、元エージェントが中心になるので、いくら口コミを分析していても、客観的に評判をまとめているサイトは存在しなかった。

最終的には推奨されるエージェントは決まっていて、結論ありきでの評価でしかなく、古巣を悪く言えない事情が見え隠れしているため古巣に迷惑をかけるタイプのステマであり、参考にならないと感じる。

doda(デューダ)の他エージェントとの違い

doda(デューダ)は人材大手のテンプグループに買収されたこともあり、運営母体のパーソルキャリア(旧インテリジェンス)はリクルートエージェントに次いで業界2位の規模なので、保有求人数は多いのは確か。

特に「デューダ」「リクルートエージェント」「マイナビエージェント」の業界1位~3位のエージェントは、求人データベースがほぼ共通なので、保有求人数には差がなく、日本国内で募集中のほぼ全ての求人を網羅している。

※JAC、パソナキャリア、ワークポート、Spring転職エージェントなど中小エージェントは利用している求人データベースが少なく、紹介できない求人は存在している

ただ、保有求人数が多いからといって質の高い転職ができるわけではなく、大手3社でも違いがあり、それが下記の3点。

・求人紹介の質
・内定獲得のための転職サポート
・転職サポートの期間

doda(デューダ)やリクルートエージェントは登録者が多いため、カースト制のように転職市場価値の高い登録者のほうが優遇される傾向は強く、高年収なほど、資格など経歴が優れているほど、質の高い「求人紹介」「転職サポート」が受けられる。

逆に転職サポート期間は3か月のみなので、ある程度早めに転職する必要があるというデメリットがある。

マイナビエージェントは大手でも登録者は少ないため、転職サポート期間が無制限なのと、年収や経歴が優れていなくても全体的に質の高い転職サポートが受けやすいという構図になっている。※マイナビエージェントの場合は、期限がないので自分で転職活動のペースを作れない人には向いていないデメリットは存在している

dodaの利用期限が3か月というのがネック

dodaのクチコミを見ると、釣り求人があった、登録後の電話連絡がしつこい、などといったデメリットを挙げるケースも多い。

ビジネスモデルでも触れましたが、マイナビエージェントなどとは違って、dodaは3ヶ月間しか利用期限を設けないことで、効率的に転職希望者を転職させる利益構造になっている。

それなりに登録者を急がせる必要はあるために、登録後から電話連絡など頻度が多く、多少はしつこいと思われても、学校の先生のように口うるさく言ってくる点に逆にニーズがあるのではと見ている。

同様にリクルートエージェントも転職期限は3か月の設定になっており、登録者を広く受け入れる分、自動化している部分も多く「効率重視」「登録者の優先付け」を徹底していると考えられる。

また釣り求人と言われる、既に募集していないのに条件が良いから掲載している求人についても、大手の場合は、連絡体制が複雑化しているために一部見られる。

どちらにしろ、利用期限については3か月と限定的であり、早く転職するという目的には最適なエージェントだとは思うが、ある程度腰を据えて、ホワイト求人で転職したいというニーズには合わないと感じた。

他サイトでは触れられないdodaの特徴について

他サイトだと転職エージェントの強み、弱みを長々と書いていても結局は下記の2パターンでしか語られない。

・求人の数が多いor少ない
・担当者のレベルが高いor低い

元転職エージェントが語ろうが、利用者アンケートを取ろうが、上記の組み合わせを各エージェントに適用して順位付けし、おすすめのエージェントは「リクルートエージェント」「doda」です!と誘導しているだけ。

結局のところ、元doda出身!など権威付けしていたり、利用者500人から集計した!など色々と集計していても、結論としては関係の深い特定の転職エージェントがおススメされているだけで「リクルートエージェント」「doda」に登録しましょう!というお決まりのパターンで終わる傾向がある。

ここでは他のステマサイトでは触れられない弱み、強みについて触れる。

典型的なdodaを褒める記事で言及されがちな強み

フェアになるように先にdodaのメリットについて触れる。

個人的にはdodaは、リクルートエージェント同様に早慶上智以上の学歴なら、比較的対応は良い。

dodaの場合は企業側から直接スカウトが来るだけでなく、特定求人を担当エージェントが積極的にゴリ押ししてくるので、書類選考免除など一部優遇を受けやすい点ではメリットと言える。

背景にはdoda自体が、リクルートグループをベンチマークに焼き直しのビジネスモデルを使って、ここまでの巨大企業になったという事実があり、根本的には対外的な営業力が高い会社であるため。

転職サイトとしての機能面も、下記のようにユーザーを「とにかく転職させることに特化」した強みになっていると感じた。

・案件数は多い
・求人検索と転職サポートを同時に利用できる
・地方居住者もオフィスで面談してもらえる

特徴をまとめると、営業力と規模を生かして幅広く業種、職種、対応エリアをカバーしているイメージ。

弱みをあげるとすれば、どこに住んでいようが、どんな職種を希望しようが、一定の水準のサービスを提供できるエージェントということで、凄く相性が合うというエージェントには出会いにくいように感じた。

ただ、転職する人は、平均で3社の転職エージェントに登録しているというデータもある通り、平均点以上のエージェントを見つけて利用するのが難しい現状がある以上、一定水準のサポートをしてくれるdodaは、利用するエージェントの候補として挙がりやすいと考えられる。

転職エージェントは2番煎じの会社でも、2番手3番手企業として大きく成長できるマーケットであるため、ある程度業界トップ企業と同じようなことをしてもユーザーは増えるので、その点を考慮してもdodaは上手いなと感じた。

案件数が多くマッチング率が高い

2018年8月現在、公式ホームページを確認すると、非公開求人数が約9万件あった。約10万件のリクルートエージェントに比べて若干数は落ちますが、90%位はカバー。

ちなみに、公開求人は1万件程度なので、無料登録して初めて非公開求人にたどり着けることは念のため記載しておく。

つまり、約9万件の非公開求人という大量の案件を抱えるdodaは、その分、転職希望者に沢山の選択肢を提示することができる。エージェントも、業界に応じて得意な専門の担当者がいたり、多様なニーズに対応できるマッチング力があるのは間違いない。

・転職サポートと求人検索機能を同時に受けれる

インテリジェンスは、リクルートグループと一つ異なる点がある。それが、インテリジェンスに無料登録した人は、担当エージェントによる無料の転職サポートと同時に、検索機能を持った非公開求人の求人検索機能が利用できる。リクルートはこれとは違って、リクルートエージェントではエージェントによる転職サポートのみ、リクナビNEXTで求人検索機能を提供している。

つまり、リクルートグループでは、それぞれのサービスに別々に登録しないと両方のサービスは利用できない。

※リクルートエージェントも登録時にリクナビNEXTに登録するか選択はできるが、あくまでIDなどはそれぞれ別で管理される。そのため、インテリジェンスでは、転職サポートに登録して、エージェントと面談を受けた後も、自分のペースで求人を検索でき、その求人についての担当も担当エージェントにスケジューリングや、面談練習なども依頼できるため、自分主導で転職活動を進められる。

・地方居住者もオフィスで面談してもらえる

リクルートエージェントに登録していれば、どこに住んでいようと同様のサービスが受けれるので気にならないのですが、インテリジェンスも地方に多くのオフィスを展開しており、地方在住者でもオフィスでエージェントと面談をすることができる。

希望しなければ、もちろん電話で面談してもらうこともできる。オフィスが地方にあることのメリットとしては、法人営業担当者が直接地元の企業の採用担当者とコミュニケーションが取れるので、案件が集まりやすい。中堅以下の東京や大阪にしかオフィスを構えていないエージェントと比べて、地方在住者の利用価値は非常に高い。インフラ代を支払っているDODAをここでは認めておきたい。

dodaは使えないエージェントか?ネットで評判が悪い理由

dodaのみに限らずだが、幅広い選択肢、地方在住者でもきめ細かなサービスを受けられる反面、ノルマ意識の高いエージェントに当たってしまうとブラック企業の案件を多く紹介されてしまうリスクはある。

Vorkersなど企業クチコミサイトを見れば、紹介求人の評判は客観的に確認できるので怪しい企業を紹介されたら、面倒がらずに確認しておいたほうがいい。

下記では、使えないと感じた人が挙げるであろう弱みを列挙していく。

・登録者主導の転職活動
・エージェントのレベルの均一性
・求人内容に嘘が混じっている可能性
・スクリーニングもなく大量の案件を紹介してしまう可能性

案件数が多いからこそ、他のエージェントには集まってこないブラック企業の案件が集まり、それらをスクリーニングしないで紹介してしまうリスクは一定数存在している。ただそれは、どのエージェントについてもリスクとしては同様であり、一定数のユーザーからは使えないエージェント扱いされて当然である。特に、利用期限の設定から電話連絡が多いなど転職を急かされた経験から、使えないと評価する人も多いと思われる。

また、全国展開している関係上、エージェントの対応レベルはマニュアル化されており、面白みがないと感じる人もいる。ただ、個人プレーで時に適当なアドバイスをしてくる他エージェントと違って、外れエージェントに当たる可能性は低いので、確実に希望求人で内定を取るなら信頼できる。

・スクリーニングもなく大量の案件を紹介してしまう可能性

インテリジェンスは、大量の求人案件を抱えるからこそ、登録者に求人を紹介する際は、エージェント側でスクリーニングを進める必要性がある。その点で、登録者の希望を押さえた求人を紹介する必要性があり、内定獲得までは2~3ヵ月かかると思っていたほうがいい。他のエージェントと違ってエージェントの力量は統一されていて、ブラック企業と思われるような労働環境の悪い案件については、正直に言ってくれたので、年収だけで求人紹介されることはなかった。

・登録者主導の転職活動

他の担当制のエージェントと異なり、担当制は引きつつも求人検索機能もあるインテリジェンス。そのため、自分のペースで求人検索をして、転職活動を進めることもできる。その場合は、もちろん、ブラック企業と言われる企業も検索すると出てきてしまうので、エージェントと相談しながら案件の見極めはしたほうがいい。

・求人内容に嘘が混じっている可能性

dodaの場合は、基本的に担当者が紹介求人の内容には目を通しているものの、求人条件で嘘をつく企業が存在している可能性がある。残業なしと書いてあったのに、実際には毎週の残業が常態化しており、条件としては嘘だと言えるなどである。

こうした募集企業側が嘘をつく場合、dodaとしては対策の方法はなく、doda自体の評判低下につながるため、最近では「募集要項に事実と異なる記載があった」と、お問い合わせから報告することが可能になっている。リクナビネクストなども自浄作用を働かせるために、嘘をついて募集するブラック企業排斥の動きは加速しているためdodaも対応せざるをえない現状が見える。

とはいえ、紹介したdodaにも責任はあり、嘘で転職者の人生が壊された場合の訴訟問題など、人事問題に厳しい欧米のように、今後はより厳格化されていくだろうと予想している。

・エージェントのレベルにばらつきがある

転職エージェントの要はエージェントの能力。無料キャリア面談で、登録者の希望を効率的に聞き出し、それに沿った求人を的確にスクリーニングして紹介するわけだが、もしもエージェントのレベルが低ければ、正しい案件紹介も、転職サポートも期待できない。

他エージェントではあるような、最悪のケースは、エージェントがノルマに追われていて、ブラック企業と知っていても転職成功件数を増やすために紹介してくる可能性がある、dodaについては、全体的にレベルは安定していて、友達感覚で利用できるエージェントではないが、希望の条件に近い内容で内定獲得はできると感じた。

dodaの退会方法と検索の多い電話番号

dodaの場合は、登録後に来る求人紹介メールがウザいと感じてしまい、退会を検討している人もいるかもしれない。

下記にdoda公式サイトの退会(登録解除)について貼っておく。

doda公式サイト:退会(登録解除)方法を教えてください。

また「0120122151」はdodaから求人確認などの電話がかかってくるときに利用される番号のようなので、しつこいと感じるなら、こちらも担当者に口頭で連絡しないように言うのがいい。

dodaは退会リクエストがあれば、個人データは全て破棄すると、公式サイトでも言っているので、その辺りは大企業なので安心できるかと思う。

ただし、場合によっては退会後も担当エージェントから電話連絡が来る場合があるが、その時は「退会したはずなのに電話が来るのは何故か?消費者庁に相談するが?」と伝えれば、恐らく今後は電話が来ることはない。

登録後の電話面談で何を聞かれるのか?

dodaは登録すると、まずは担当になる予定のエージェントまたはアシスタントから、電話面談の日程連絡が来る。これはマイナビエージェント、リクルートエージェントは電話面談から始めるのか、オフィス面談でスタートするのか選べる点と比べると柔軟性はない。

恐らくdoda運営のパーソルキャリアは、最近合併したこともあり、在籍エージェントの残業が厳しく規制されていることもあって、全ての登録者に対してオフィス面談を提案できないためと思われる。

具体的には、聞かれるのは登録時に入力した内容の確認、実際にオフィス面談に来れるかなどである。

・希望年収
・希望している業界、職種
・今までの経歴
・なぜ転職をしようと思っているのか

基本的には上記のようなことしか聞かれないので、電話面談で緊張するといったことはないと思う。私自身は、仕事が終わってから夜7時くらいに担当者と電話面談で30分ほど話した。

ちなみに、私の担当者は普通のおっさんだったが、20代での転職ということで比較的上から目線での電話面談だった。

転職理由については、現在の営業職でのキャリアに疑問を感じていて、マーケティングなどバックオフィスに回りたいという話をしたのだが、経験年数が少ないこと、営業が嫌で辞めようとしている点について指摘された。

人によっては客観的な意見をくれる良いエージェントだと感じることもできるかもしれないが、私には詳細な経歴も聞いていないのに逃げの転職をしているのではと言えるニュアンスのことを言われたのはショックだった。

こうした電話面談から少ない情報を元に、率直なプロの意見を聞きたいというストイックな人には向いているとは思うが、それなりに覚悟して話さないとdoda担当者からも見放される可能性もある点は、電話面談のデメリットだと思う。

オフィスにインタビューに行った体験談に意味はある?

このようにdodaで退会者が出てしまう要因としては、登録前と登録後のギャップにあると思われる。

具体的には、登録前にdodaの評判を調べても「dodaを絶賛する」レビュー記事が多く、実際のデメリットに触れることなく、登録を誘導されてしまう点である。

特に、dodaの利用前後でのギャップを引き起こしている要因が下記のタイプの提灯記事である。

・doda出身者にインタビューしました!
・オフィスでdoda担当者様にお話しを聞いてきました!

doda元出身者が動画などを使いながら、巧みに登録誘導をしている現状については上述しているが、別の勢力としては「オフィスでdoda担当者様にお話しを聞いてきました!」と言って、doda称賛記事を書くタイプの口コミサイトである。

こういったタイプのインタビュー記事では、当然dodaの悪い点には触れられず、無難な内容に終始するどころか、ひたすらdodaを絶賛してしまい、登録者が利用後に不満を感じる要因となっていると思われる。

実際にdoda利用者の評判で多いのが「リクルートエージェント」と同じように、全体的な対応が機械的だと感じたのがdodaというものだが、そうしたオフィスにインタビューしにいった下っ端の眼鏡は、当然上司に怒られたくないため、無意味な称賛ばかりしてしまう。

実際には、利用者の中には企業評価サイト「転職会議」などでも低評価の企業の求人紹介もあったり、下記の点でも不満を感じたなどとあるのは当然であるにも関わらず。

・希望の条件を無視した求人紹介
・求人案件がブラックっぽい?

またdodaについては、登録後から一気に大量の求人紹介メールが届くので、とにかく今の職場を退職して転職したい人に特化しているエージェント、悪いく言えば連絡がしつこいなど評価するべき。

当然、2chなどの書き込みを抜粋して評価することもない(この点については、元出身者で5ch書き込みを悪用している事例もあるので一概には言えないが)ので、悪い内容のクチコミがあっても「担当者によっては」「職務経歴によっては」などと、悪い対応をされたのがイレギュラーであるかのように説明する傾向がある。

またdodaではない提携エージェント?から個別に電話連絡が入ったりもする点でも、連絡が多すぎると感じる可能性はあるので、登録時のメール設定などは変更しておくべきだし、そうしたことに触れない不誠実な体験記事は滅ぶべき。

DODAの登録基準について

とにかく求人紹介までのスピードが早いので、転職活動を一通り体験してみたい人にとっては使えるエージェントではあるdodaですが、登録基準は下記となっている。

・登録者の審査有(大卒以上、一定の職務経験)
・3か月以内に転職できない場合はエージェントサービス終了

これは他のエージェントでの登録にもいえることですが、大卒でも職歴がない場合は審査落ちして転職サービスを受けれない点は同様。

また登録後に3か月以内に転職できないと、求人検索とメルマガ求人紹介以外にはサービス利用ができなくなるので、転職時期を制限されたくないならマイナビエージェントなども利用しておいたほうがいい。

転職するかどうかは求人を見てから決めるのであれば、転職サポート期限は無制限で利用できるマイナビエージェント、今の職場から早めに抜け出して早く転職したいなどならdodaエージェントサービスと使い分けるのが最低限のラインかと思う。

doda運営のパーソルキャリア(旧インテリジェンス)はブラックか?

doda(デューダ)の運営は現在ではパーソルキャリアに引き継がれていて、旧インテリジェンスからのイメージ払拭に努めている。

というのも、旧インテリジェンスは派遣業界でも規模が大きかったため、派遣止めの槍玉に挙がるなどニュースでも取り上げられる機会が多く、悪評も出回っていた。

そのインテリジェンスも、テンプスタッフとの合併によって、パーソルキャリアが誕生した訳であるが、インテリジェンスのブラック体質は変わったのか?キャリコネ、転職会議で従業員の口コミを見てみた。

パーソルキャリアになって変わったのが下記とのこと。

・みなし残業の廃止
・ノルマは引き続き厳しい

残業、有給紹介についてはコンプライアンス上では改善された模様だが、その反動として評価制度は厳格になり、厳しいノルマを達成しないとエージェントも給料は上がらない現状は変わらなかった。

そのため、以前と比べると電話連絡など減った分、より転職させるためにパーソルキャリア社員、つまりdodaエージェント達は工夫を凝らすことになっていると言える。

そうした各従業員の努力が、効率的に転職させてくれるエージェントと評価されるのか、短期間で転職させてくる嫌なエージェントとして評価されるのかで、パーソルキャリアが上手くブランド価値をコントロールできるか左右されると言える。

brs、エグゼクティブエージェントなど内部サービスについての評価

パーソルキャリアは、他にもバイリンガル向けのbrs、エグゼクティブ向けのエグゼクティブエージェントなどサービス運営しているのだが、doda登録者でバイリンガルならbrsの保有求人を紹介するなど、doda登録者をデータベースとして利用している側面もある。

この点では、リクルートエージェントと比べると登録者へのアプローチは、より細かくセグメント化しているため、マッチング率がやや高いと言える。

ただ、brsは大手エージェントのJACリクルートメント運営のキャリアクロスが先行しているため、知名度含めて高くないのが懸念点。

ハイキャリア&バイリンガルに特化しているJACに負けている理由としては、バイト向けだとanやlineバイトなども他展開しすぎていてリソースが分散してしまっている点だと思う。

またdodaからdodaへのリブランディングに伴い、2018年10月17日からテレビCMで「デュ-ダ子」でタレントを起用するなど、競合であるIndeedなどで斎藤工を起用したCM展開などを追随した形になっている。これはリクナビネクストが妻夫木聡、大泉洋を起用して上手くプロモーションできたのを見て、柔らかいイメージから切り替えたのだと感じている。

こうした後追い戦略のために、常に2番手になってはいるが、万年4~6番手のエンジャパンと比べたら、マーケティングチームはマシな働きをしていると言える。エンジャパンは全部パクリ、特徴もなく、個人的には一番嫌いだ。

dodaのイメージ戦略としては、以前まではハイキャリア層よりの20代~40代をターゲットにしていたが、現在のマーケットでは転職にそこまで本気ではないソフトな層も取り込みたいという現れだと言える。

内定獲得までは2か月~3か月スパンで、一部では「しつこい」と嫌がられるくらい密度の高い転職サポートが受けられるので、条件の良い求人を見つけたら転職したい人、とりあえず転職活動はどんなものか体験しつつもホワイト企業、ブラック企業ともに自分で見極めながら求人探ししたい人には向いていると感じた。

dodaの実際の利用者口コミについての考察

ここでは実際に2chなどではなく、自由投稿とみられる利用者のクチコミ掲示板での口コミについて、いくつか抜粋したい。

下記2つのクチコミであるが、基本的にはdodaを宣伝するタイプのアフィリエイトサイトでは載っていないタイプのクチコミだと思われる。

dodaで非公開求人とずっとスカウトメールが来ていた会社があったのですが、、。

今日検索してみたら普通に同じ内容で求人募集がされていました。

非公開限られた人だけにボーナス●ヶ月みたいな内容でかなり良い内容で働く気がなかったのですがあまりに来るので応募して面接を受けに行ったら同じ内容の求人がありビックリしました。

出展:YAHOO知恵袋

上記のクチコミでは、dodaでスカウトメールが来る企業は、他サイトでも同じように募集されていて、それほど貴重な求人を紹介してもらっているわけではないのではないかという疑問を呈している。

投稿者が言うには、年収アップ、ある程度はアグレッシブに働ける人でないと該当求人がないと担当者に言われたなどの事例がある模様。

こうした口コミを見ると、dodaは多くのアフィリエイトサイトが挙げている求人数が多い、転職しやすいという評価は必ずしも当てはまらないと言えるのではと思う。

一番良くないのは、企業運営のアフィリエイトサイトの評判を鵜呑みにして、間違ったイメージのままdoda利用を開始してしまい、イメージとのギャップに苦しむことである。

当然、担当者による対応の違いはあるが、転職エージェント評価会議、YAHOO知恵袋などで調べれば、ある程度は実際のユーザーの感想が見れるので、どちらにしろ参考にしてから利用を決めるべきだと言える。

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