転職エージェントからのブラック企業の紹介を避け、ホワイト企業に転職する方法

ブラック企業ブラックIT営業からホワイト大手メーカーへと転職した私ですが、利用した転職エージェントの中には、ブラック企業ばかり紹介してくるクズエージェントも存在していました。

特に、一部の悪質なエージェントから、下記のようなブラック企業の求人紹介がありました。

・5chなどでも評判の悪い企業
・退職率が異常に高い企業
・企業評価サイト「Vorkers」で低評価の企業

ブラック求人が多いと感じたエージェントは利用を中止したことで、ホワイト求人の多いエージェントに乗り換えて転職できましたが、騙されてブラック企業に転職させられている人も多いのではと感じました。

具体的には転職期限が3か月間のみなど設定のあるエージェントは焦っているのか、転職させやすいブラック求人が多いので注意すべき。

逆に、無期限で利用できて「ホワイト求人だけ紹介されやすい」「経歴書作成サポートも充実」しているエージェントとして下記2つが私の条件を満たしたのですが、エージェント選びは慎重になったほうがいいです。

【個人的なエージェント評価】
マイナビエージェント
△リクルートエージェント(担当者によりハズレがある)
×DODA
×JAC
×ワークポート
×エンエージェント

マイナビエージェントでは「有休消化率が高い」「離職率の低い」ホワイト企業の求人紹介は多く、実際に転職したいと思える求人が多かったのですが、利用期限の設定がないため、自分のペースで転職先を吟味できる点で、一番まともな対応をしてくれたと感じます。

他のエージェントでも担当者が優秀であれば、悪くない可能性はありますが、かなりアグレッシブに転職先を誘導してくるエージェントもいるので、エージェント自体の見極めが必要になってしまいます。

どうして転職エージェントは評判の悪いブラック企業ばかり紹介してくるのか?

転職エージェントがブラック企業ばかり紹介してくるという理由ですが、評判の悪いブラックと理解したうえで、ブラック企業を紹介してくるのは下記の理由からです。

・ブラック企業ほど求人募集が多い
・紹介手数料の支払いが多く、大口クライアントになりがち

要するに、転職エージェントとブラック企業は、業績的に言えば、持ちつ持たれずの関係性なので、ビジネスモデル的に関係を切ることは不可能に近いためです。

下記の動画が一番私の主張に近いのですが、転職エージェントの評判については、そうしたブラック企業ばかり紹介してくる転職エージェントの裏事情を無視して、単純にアフィリエイト報酬目的でランキング化している点を指摘しています。

↓転職エージェントの評判の闇について解説動画

特に、上記の動画では、ブラック企業ばかり紹介してくるのに、転職エージェントの評判で検索すると、アフィリエイト報酬目的でおススメされている転職エージェントの存在について言及されています。

また、ブラック企業へ転職した人の多くは、数年で再転職する傾向も強いため、転職エージェントとしては再度の紹介手数料の売上に繋がります。ブラック企業とは、転職エージェントにとっては売上加速装置でしかないので、普通の転職エージェントであればブラック企業の紹介は必然的に増えることになります。

ブラック企業は転職エージェントにとってドル箱

転職エージェントも求人サイト同様に、エージェントが積極的に勧める案件と、そうではない案件に分かれます。

具体的にはブラック、ホワイト関係なく、ブラックでも求人広告を多く買っている企業を優先するため、ブラック企業でも転職エージェントがおススメしてくる傾向があるためです。

転職エージェントは、紹介手数料だけでなく、登録者への露出(何人の登録者が求人を閲覧したか)なども重要な指標になってきます。これは賃貸の不動産会社で、広告を数か月分貸主が払って宣伝してもらうのに似ています。

またアフィリエイト報酬などを支払うことで、評判を操作している事例もあるのも事実で、下記の記事にて大手エージェントの実態について解説しています。

・DODA
ステマ危険度(5.0)
出身者が多く最もステマされている、口コミの捏造などが横行しています。

dodaが評判の悪いブラック求人紹介が多い理由とは?実際に利用した感想
転職時に利用した「doda」だが、2chなどの掲示板では、しつこい電話連絡が多いなどと評判は悪く、ボロクソに書かれていることが多い。 特に、掲示板などの悪評で多かったのが下記2点。 ・しつこい登録後の電話連絡 ・求人案内メール...

・リクルートエージェント
ステマ危険度(4.0)
サービスの悪さなどを隠して求人の質を推すサイトが多い。

リクルートエージェントは評判の悪いブラック求人を紹介する?利用した結果
利用した「リクルートエージェント」だが、ネット上のステマ口コミに反して、5chの掲示板などだとブラック求人を紹介されたなど評判は悪い。 特に、利用した人の悪評は下記3点に集中していた。 ・転職を急かされた ・ブラック求人を紹介...

・マイナビエージェント
ステマ危険度(3.0)
他社を推すステマによるにより評価を低くされる傾向にある。

マイナビエージェントはガチのブラック企業の温床?その評判と利用してみての感想
マイナビエージェントの評判をネットで検索しても、2chの口コミを操作して並べていたり、ステマ臭いアンケートに基づくランキングばかりで、全く参考にならなかった。 特に、マイナビエージェントの評判が信用できないと感じたのが下記理由から。 ...

上記の記事でも解説していますが、売上を増やしたいエージェントほど、ブラック企業を積極的に推奨してくる傾向もあるのは下記理由からです。

・退職者が多く欠員が出やすいから
・ブラック企業は求人広告を多く支払ってくれるから

転職エージェントは成功報酬ビジネスなので、欠員が多く転職させやすいブラック企業のほうが「お得意様」になりやすいというビジネスモデル上の矛盾が存在しています。

転職者からは評判が悪いブラックでも、エージェントから見たら貴重な売上を立ててくれる優良クライアントというわけです。

特に、登録者が多く利用期限が数か月に設定されている転職エージェントの場合は、転職させようとするインセンティブが強く、ブラック企業への転職に「はめ込まれやすい」です。

ちなみに、ブラック企業の紹介については下記のサイト、エージェントでも、それなりの数の報告が入っています。

・エン転職
・リクナビネクスト
・マイナビ転職
・@type

上記の転職サイトの評判については、調べても登録に誘導されるだけなので、実際にユーザーのクチコミを掲載している2ch等掲示板、ヤフー知恵袋などのほうが参考になるかと思います。

ステルスマーケティングと転職エージェントの悪評

とはいえ、ブラック企業を紹介しまくるだけでは、SNSなどで情報を共有されやすい現代においては、登録者を評判の悪いブラック企業の転職させることは難しいです。

ただし、転職先の環境よりも転職することだけを目的にした、いわゆる情報弱者を相手にすれば、評判に関係なく転職させることが可能です。

そこで使われるのがステルスマーケティングで、評判の悪いエージェントほどステマを使って、いわゆる情弱な登録者を増やして、ゆるふわに転職を考えているユーザーをブラック企業にぶち込むビジネスモデルを採用しています。

・ステマで提灯記事を増やして悪評を覆い隠し登録者を増やす
・情弱層に不人気ブラックを紹介して転職させる
・ブラック企業からマージンを沢山貰う
・次のステマのマーケティング費用にする

上記の4ステップサイクルを使って、とにかく登録者数を増やして、適当に煽れば転職するような情弱な登録者を増やしていきます。

そこで利用されるのが、ブロガーやアフィリエイターで適当にサービスを褒めるだけの提灯記事を書かせて、紹介報酬を渡すなどして、時には悪評を隠すなど、やりたい放題に情報操作をするという図式です。

いわゆる登録すると「メルマガ求人スパムが来るタイプの転職サイト」「ひたすら電話連絡をして急かすエージェント」が、こうした手法で情弱をはめ込むことが多いです。

ブラック企業と関係の深い転職エージェントを見極めるためのリトマス紙とは?

要するに、短期的な売上だけではなく、企業として長期的に売り上げを考えられる大手エージェントほど、ブラック企業の紹介率は低いです。

ただ、この転職エージェントはブラックだ!と確信するために、利用者側としてできるのが下記です。

・2chなど掲示板でエージェントの評判を確認する
・Vorkers、転職会議などで紹介企業の評判をチェック
・ステマの有無の確認

転職エージェント自体が悪質であれば、コミュニティで議論されるような掲示板上で必ず悪評が書かれています。特に、具体的な悪評が書かれているほど、そのエージェントのブラック率は高くなると言えます。

またVorkersや転職会議といった企業の口コミ評判を確認できるサイトでも、紹介された企業の悪評をチェックするべきです。良いエージェントであれば、そうした口コミサイトはチェックしているので、こちらで調べなくても「Vorkersで悪評も殆どない企業ですし」などと、先に教えてくれます。

また一般的には語られない話ですが、ブラック紹介を繰り返しているエージェントほど、焼き畑ビジネスで常に登録者が足りないので、ステマに近いことをしている傾向があると感じます。元エージェントが転職エージェントの評価をしているサイトだと、裏で古巣と繋がっている可能性があるので要注意です。

転職エージェントのノルマとブラック企業紹介のカラクリ

悪質なエージェントの場合は「メーカーなど職場環境が良い企業の求人」「営業以外の職種」などと希望しても、「IT系ブラック営業職」「保険営業職」を紹介してきました。

こうした一部の転職エージェントでは、評判が悪くなると分かっているのに、ブラック企業を紹介せざるを得ない理由としては、紹介ノルマが厳しく設定されていて、ブラックと分かっていても紹介する必要があるためです。

また、さらに言うと下記のような理由も考えられます。

・機械的に求人を紹介しているだけ
・立場の弱いエージェントでクライアントに逆らえない
・そもそもブラック企業が主要クライアント

それぞれエージェントの問題点としてみると下記のようになると思います。

・エージェント1人あたり担当が多く、考えて紹介できていない
・ブラック企業でも求人紹介すればお金をくれるから紹介してしまう
・ブラック企業が最大顧客なので絶対に逆らえない

今はインターネットで評判の悪い方法で求人紹介してしまえば、すぐにネットで広まりますので、長期的な視点で考えられるエージェントであれば、ブラック企業を紹介しない傾向があります。

とはいえ、そういった裏事情については、実際の求職者側にはわからないので、冒頭でも述べたように、エージェントがしっかりとヒアリングしてくれるエージェント、ある程度大手でガバナンスのしっかりとしたエージェントを選ぶべきです。

ただ、大手エージェントでも、求職者に対してエージェント数が少なすぎるエージェントは、機械的に求人紹介をしてくる傾向が強く、ブラック企業もまぎれこんでいる可能性が高いので避けるべきです。

ブラック転職エージェントのステマの見極め方

転職エージェントのステマの見極め方ですが、いわゆるアフィリエイト報酬を支払って、口コミ比較サイトなどで上位に掲載されているエージェント=クソエージェントというわけでなく、アフィリエイト報酬の出どころから判断するべきです。

具体的には、元doda、元リクルートエージェントなどを名乗って運営している転職サイトについては、古巣のエージェントを称賛する傾向にあり、実質的にステマに加担しているように私には見えます。

というのも、各エージェントがステマをしたいと思った場合、内部の人間が直接的にオウンドメディアなどを作成して、転職エージェントランキングを作ったりして、あからさまに自社に誘導していると2chなどで叩かれます。

ですが、仮に独立したエージェントが、勝手にランキングを作成して、特定エージェントに誘導した場合は、ステマだとは言えなくなります。古巣を単純に称賛する、ステルスステマの状態になるだけで、恐らく2chでも見過ごされている状況になっています。

下記のロジックで、特定エージェントに誘導するステルスステマの内容は信頼しないほうがいいです。

・大手エージェントのほうが安心(私も〇〇出身で質は保証しますのような文言)
・とりあえず複数社に登録して様子を見ましょう(複数件の登録で高額アフィリエイト報酬狙い)

評判などで調べると上位に出てくるサイトでは、元転職エージェントと名乗る運営者が、ステマなのか古巣を悪く言えないだけなのか古巣のエージェントを推奨している場合がありますが、本業に集中してほしいものです。

元転職エージェントを名乗る割には本名を明かさなかったり、運営の過程で不都合が生まれたのか、本名やFACEBOOKを隠して運営している例もあります。

ステルスマーケティングは、裏で特定エージェントと繋がっているのに、そのエージェントにだけ有利なことを書いているサイトに多く、特に何社もおすすめエージェントと称して、登録を誘導しているサイトには注意したほうがいいです。

ちなみに大手よりは中小エージェントのほうが名前を売る必要があるので、自社でオウンドメディアを展開して有名人のキャリアコラムを書かせたり、色々なプロモーションを展開しているので参考になるのではと思います。

またブロガーなども「ストレングスファインダー」などを読者にやらせてリクナビネクストなどに誘導する手法も展開されていますが、ステマ以前に、基本的に転職したこともないのに転職エージェントがどうたらこうたら語っているサイトは信用に値にしないと感じています。

ブラックではなくホワイト企業を紹介してくる転職エージェントは?

転職エージェントに登録したはいいものの、やたら不動産営業や広告営業など世間的にブラック企業と言われるような求人を紹介されている人は多いと思います。

転職エージェントに登録しても、ブラック案件ばかり紹介してくるエージェントは、根本的にブラック案件を多数抱えていて、転職させようと狙っていると言って間違いないです。

ブラック企業の求人案件の特徴
・未経験歓迎
・みなし残業〇〇時間
・やる気次第で年収1000万(歩合)可能など

上記の特徴を満たす求人が多いのは、不動産営業、保険営業、飲食店正社員、IT営業の4つで、紹介された場合は、一度エージェントと距離を取って冷静になったほうがいいです。

特に、営業経験しかなかったり、第2新卒でスキルがないと足元を見られて、こうしたブラック企業をごり押しされる可能性が高くなります。優良なエージェントほど、ポテンシャル採用を行っているホワイト企業の求人をしっかりと押さえていて紹介してくれるので、そうしたエージェントなのか見極めるべきです。

ホワイト転職エージェントの特徴
・ヒアリングして要望をしっかり聞いてくれる
・大手ホワイト企業とコネクションが強い

上記の条件を押さえているエージェントを見極めるポイントとしては、登録時に情報入力させすぎない(ヒアリングを重視しているという証拠)、ある程度の知名度があるエージェントということになります。

他のエージェントはこちらの条件(私は営業以外の求人を希望した)を無視して、ブラック企業なのではないかと感じた求人を多数紹介されたので個人的にはお勧めできません。

最近はこのような記述で転職者を釣ろうとしている案件が増えてきています。以前までは、やる気のある人歓迎とか、若手にも責任のある仕事を任せますという記述が多かったのですが、2chなどでブラック企業の典型的な記述としてテンプレ化してきたことで、ブラック企業の案件にも徐々に変化が出てきています。

とはいっても、転職エージェント側でブラック企業の案件かどうかはしっかりと把握していますし、エージェントの担当者も自分はこの候補者にブラック企業の案件を紹介しているのだという自覚を持って転職サポートをしているのです。つまり、重要なのはエージェントの気持ちで、ブラック企業の案件は断じて紹介しないという姿勢が必要なはずなのです。しかし、エージェント側もノルマに追われるあまり、ホワイト企業、ブラック企業わけ隔てなく紹介してしまっているのが実情です。

ブラック企業ばかり紹介してくる転職エージェントの手口

結論から言うと、ブラック企業ばかり紹介されてしまう人は、その原因が自分にあると思いがちですが、結局は利用するエージェント次第だと感じました。

私の場合は、当時の会社がブラック企業だったからこそ転職を決意したのですが、序盤は利用するべきエージェントが分からず、職場環境的に転職したいと思えない求人ばかり紹介され、自分にはブラック企業で生きるしか道がないのかと絶望しかけました。

それでも、継続的にエージェントの情報を調べて、利用するエージェントを変えていったことで、最終的にはホワイト企業の求人紹介が多いエージェントを見つけることができました。

一方で、稀に転職者側にもブラック企業を紹介されてしまう原因がある場合があります。転職者側の原因というのは、一様に自分ではどうしようもないことが多いのですが、念のため下記に記載しておきます。

ブラック企業ばかり紹介される人の特徴
・営業経験のみ
・新卒1年目〜3年目
・給料が安い

スキルもなく、実績もない弱い立場の転職希望者は、ブラック企業の格好のターゲットになっています。まだ社会人経験の浅い若手を洗脳して、安い給料でこき使うのがブラック企業の特徴なのです。特に、自称ベンチャーの企業にその傾向が強いです。若手の転職者は夢を語るのが好きなので、ベンチャー経営者からしたらちょっと接待して特別感を出してあげるだけで、コロッと転職を決意したりするので、最高の奴隷供給場となっています。

ただ、転職者本人が自分の特徴を矯正することはできません。では、何ができるかというとやはり紹介者側のエージェントの選定方法を変えてあげることが重要です。

営業求人ばかり紹介してくるエージェントにも注意

転職エージェントの場合、紹介報酬が高いのが「営業求人」なので、殆どのエージェントは適正に関係なく、とりあえず営業求人を大量に紹介してきます。

中には、ホワイトなノルマも緩い営業求人もあるのですが、下記のような営業求人は99%ブラック企業です。

・投資用不動産、住宅販売の営業
・保険販売
・コピー機など汎用品の販売職

基本的に、誰でも採用しているような求人が多いのですが、営業という建前でノルマを異常に厳しくして、基本給を抑えている求人が多いです。

そうした求人は、雇用側として雇いやすいため、年収に応じた紹介マージンも高く、ブラックエージェントにとっても人気な求人です。

例えば年収1000万円も可能!という営業求人があっても、エージェントに応募を依頼して実際に貰える求人票では、基本給20万円+成果に応じた出来高30万円~60万円などと書いてあることが多く、ブラックな環境である確率が非常に高いです。

そのため、営業求人ばかり紹介してくるエージェント=ブラックな転職エージェントと言い切れるわけではないのですが、希望職種で営業以外も検討していると言っているのに、営業ばかり紹介してくるエージェントがいれば、そいつは怪しいと疑うべきです。

ホワイト企業に絞って紹介してくれる転職エージェントは存在するのか?

とはいっても、転職する以上は転職エージェントの利用は避けられません。やはり、優良なホワイト求人は、非公開求人という形で転職エージェント側に集まっていますので、優良な転職エージェントに協力を要請するしか方法がないのです。そこで、そういったエージェントを探す際に役立つであろう基準を紹介しておきます。

ホワイト転職エージェントの特徴
・ノルマが厳しくない
・エージェントの数が多い
・転職ノウハウがある

ノルマが厳しくない

転職エージェントの中には、自らがブラック企業として多くのブラック企業の転職サポートに加担している企業もあります。そういったエージェントは絶対に避けましょう。彼ら自身が強烈なノルマに縛られて自分の成績のためにブラック企業を紹介せざるをえないからです。逆にノルマが厳しくないエージェントだとしっかりと希望者側にマッチングした求人案件を紹介してくれます。

エージェントの数が多い

担当者の数が多いエージェントのほうが、きめ細かいサポートを期待できます。一部のエージェントには、エージェントが20名程度しかいないのに、少数精鋭で転職サポートしているといった売り文句でブラック企業化して活動している転職エージェントがあります。そういったところは、人の入れ替わりが非常に激しく、エージェントのレベルが落ちるのが特徴です。

転職ノウハウがある

営業系の案件が中心のエージェントに登録していると、どうしても紹介される案件もゴリゴリの営業系案件が多くなります。すると、必然的にブラック企業の紹介率も高くなります。しかし、専門職(営業との親和性の高いマーケティング、経理、法務など)のキャリアチェンジの支援を積極的に行っている企業であれば、そういったブラック率も落ち着きます。

具体的にどのエージェントがホワイトなのか評価一覧

ここでは、最後にホワイト企業の求人紹介が多いエージェントの特徴である「キャリアカウンセリング」「経歴書など添削、作成サポート」が手厚いエージェントで、ブラック企業の紹介は限りなく少ないと考えていいです。

ただ、それでもノルマが厳しすぎるエージェントについては、こちらの希望と関係なく、ノルマ達成のために求人を紹介してくるので、ブラック企業もホワイト企業も関係なく紹介されてしまうことになるので注意が必要です。

下記は、私が実際に登録したり、転職時のエージェントの話を聞いたうえでの主観になりますが、実際にホワイト企業の紹介が多かったエージェントについて一覧と評価をまとめておこうと思います。

【ブラック求人に要注意】
・リクナビネクスト
・エン転職
・Re就活
・ハタラクティブ
・@type

【そもそも求人紹介が少ない】
・AMBI
・ミーダス
・キャリトレ

【確実にホワイト転職するなら】
・マイナビエージェント
転職サポートの期限が決まっていないので、自分のペースで求人を吟味することができ、またエージェントの無駄な紹介ノルマもないため、ホワイト企業の求人紹介を受けやすい。

【経歴に自信があるなら】
・doda、リクルートエージェント
経歴が強ければVIP待遇になるのでスキルアップできる企業の求人紹介が多く、年収も期待できる求人が多くなる傾向がある。基本的にホワイト企業に確実に転職するならマイナビエージェント1社だけでいいが、激務でもキャリアアップを重視するならdoda、リクルートエージェント利用も検討するべき

【登録しなくても問題ない】
・ビズリーチ
・JACリクルートメント
・ワークポート
・エンエージェント
・パソナキャリア

マイナビエージェントは担当エージェントが候補者のキャリアカウンセリングから求人紹介まで一貫してやってくれるので、経歴書などを登録時に提出する必要もなく、実際に応募するタイミングになってからエージェントが作成サポートしてくれました。

逆に、履歴書など書類を登録時に提出させるエージェントは、すぐに求人を紹介して転職できる候補者かどうかしか見ていないので避けたほうが良いと感じました。

リクルートエージェントについては、学歴や出身企業次第で、高年収のホワイト大手企業を紹介してくれる可能性はありますが、経歴的にサポートする価値がないと判断されると、比較的シビアな対応になるので、リトマス紙的に自分の評価の確認に使うくらいがいいと思います。

具体的なホワイト企業とブラック企業の一覧

私が転職エージェントに紹介を受けて、実際にホワイトだと感じた企業、ブラックだと感じた企業について言及しておきます。

ブラック企業については、下記のVorkersで従業員のクチコミを確認するのが確実だった。

Vorkers

また、具体的に厚生労働省が2017年からブラック企業リストを公開しており、毎月の労働基準関係法令違反した企業をリスト化しているので参考になる。

厚生労働省公式サイト:労働基準関係法令違反に係る公表事案

上記の厚生労働省公式サイトに飛び、下から2番目のpdfファイルを開けば、その月にブラックを犯した企業のリスト、悪行が見れる。

具体的に、どんなブラック労働を強いたのか「1か月間の定期賃金合計約〇〇万円を支払わなかった」など、実際の悪行について言及している。

逆にホワイト企業は、どう探すべきかについてだが、これもVorkersで残業時間、有給消化率の企業別統計が出ているので、それを見れば一目瞭然。

転職エージェントから紹介された企業をVorkersと厚生労働省「労働基準関係法令違反に係る公表事案」をチェックすれば、確実にホワイトかブラックか判断できるようになる。

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